ASTONMARTIN DB9 メンテナンス(12ヵ月点検・エンジン整備・アラーム修理・異音修理・ドアロック修理)
ASTONMARTIN DB9 メンテナンス(12ヵ月点検・エンジン整備・アラーム修理・異音修理・ドアロック修理)になります。
先ずは各部機能チェックを実施。
灯火廻りやオープンカーならではの幌の作動などに異常がないことを確認します。
チェック時に、メーター内にセキュリティーに異常があることを示すメッセージと、
パワーウィンドウの作動時に”キュー”という異音、
そしてドアロックの誤作動を確認しましたので、順を追って診断を進めていきます。
アストンマーティン純正テスタにて各モジュールの状態を確認。
サイレンモジュール(セキュリティー)に異常があることが確認できましたので、
こちらの車両に取り付けられているセキュリティーの仕様をテスタにて確認し、
必要な部品を特定し、お客様にお見積りにてご案内させていただきました。
この様に故障を確認するだけでなく、車両ごとの仕様や設定を確認することができるのも、
アストンマーティン純正テスタならではの機能になります。
弊社では、アストンマーティンに限らず各ブランドの純正テスタをご用意していますので、
安心してお任せいただければと思います。
お客様より交換依頼をいただきましたので、サイレンモジュールを交換させていただきました。
※防犯上の観点から取り付け写真は割愛させていただきます。
こちらのモジュールは車両のバッテリーと切り離しても作動する様、バッテリーが内蔵されており、
そちらのバッテリー電圧が低下すると、メーター内に”アラームシステム コショウ”とメッセージが表示されます。
内蔵のバッテリーはどうしても消費されてしまいますので、その際には交換が必要となります。
交換時には仕様により部品が異なりますので、メッセージの点灯時などはお問合せください。
エンジンルーム内の点検をおこないます。
オイルや水の漏れ。ホース類に亀裂などないことを確認します。
冷却水に僅かな滲みを確認しましたので、お客様と相談し、
今回は直接の修理はせず、漏れ止め剤にて様子をみることになりました。
ステアリングを切っているときにパワーステアリングポンプより異音がしていましたので、
パワーステアリングフルードの交換と添加剤を添加させていただきました。
交換後は、異音がなくなりステアリングの操作感も良くなりました。
助手席側ドアロックが勝手に掛かってしまう状態になってしまっていましたので、
ドアラッチ周辺の作動状態を確認。
キーシリンダーのアウターワイヤーが損傷してしまっていましたので、交換をさせていただきました。
交換後は正常にロック・アンロック作動ができることを確認。
DB9やV8 Vantageはドアラッチ周辺の作動部の劣化による故障が増えてきています。
ドアをロックしてもロックされない時がある場合などは、お気軽にお問合せください。
窓の開閉時に”キュー”という異音がしていましたので診断。
ミラー周辺のウィンドウチャンネルの摩耗により異音がしていましたので、
お客様と相談し、交換ではなく修理にて対応させていただきました。
修理後は窓の調整も行い、スムーズな作動となりました。
エンジンオイル・ブレーキフルードが劣化していましたので、交換をさせていただきました。
交換後は各部を清掃しながら復元し、リフトから車両をおろします。
メーター内に点検時期を知らせるサービスインターバルをリセット。
各整備箇所を再度確認し最終チェックを実施。
バッテリー容量がやや低下していましたので、バッテリーのコンディションを整え、
お客様の元へお車をお返しさせていただきました。
この度もご依頼いただき誠にありがとうございました。