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ASTON MARTIN V12 VANTAGE S メンテナンス(12ヵ月点検・クラッチ学習・エンジン整備・ブレーキ整備)

ASTON MARTIN V12 VANTAGE S メンテナンス(12ヵ月点検・クラッチ学習・エンジン整備・ブレーキ整備)になります。


先ずは各部機能チェックを実施。
灯火廻りやエアコンなど普段お使いになる機能が正常に作動することを確認します。

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アストンマーティン専用テスタにて各モジュールへの故障コードの有無を確認。
異常なコードの入力はありませんでした。

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お客様からのご用命で
“クラッチの繋がりに違和感を感じる”
とのご用命をいただきましたので、診断をさせていただきました。

ロードテストを行いますと、発進時のクラッチの繋がりがやや遅いという印象を受けました。
工場へ戻り、テスタにてクラッチの作動に関する数値をみると、写真”赤丸”で囲った数値にズレがあることがわかりました。
こちらの数値は、車側が求めている指示値と、実際のクラッチのポジションを表しています。
こちらのズレ幅が大きくなればなるほど、クラッチの繋がりに違和感を感じるという値になります。

今回は、クラッチポジションの学習値を一度リセットし、再度学習の手順を行わせていただきました。
再学習後は数値も揃い、違和感のないクラッチフィールとなりました。

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エンジンルーム内の点検を行います。
エンジンルームでは、各油脂類の量や状態、ホースなどに亀裂がないことやオイル漏れなどがないことなどを点検します。

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車両をリフトアップ後、アンダーカバーを取り外し下廻りの点検を行います。
下廻りでは、主に足廻りのボルト類に緩みがないことや、ブッシュ類の傷み具合、オイル漏れの状態などを点検します。

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エンジンオイルが汚れておりましたので、エンジンオイルとオイルフィルターを交換させていただきました。
オイルフィルターの取り外しは、スロットルボディーなど一見関係ない部品の取り外しが必要です。

また、取り付け位置が非常にタイトですので、アストンマーティンより専用工具が用意されております。
弊社ではこちらの専用工具を使用し、車両を汚すことなく、安全に作業を行っておりますので、
安心してお任せいただければと思います。

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ブレーキフルードの交換をさせていただきました。
今回ブレーキフルードはそこまで酷く劣化していたわけではないのですが、
向こう一年使用するということを考慮し、お客様へ交換のご相談をさせていただき了承いただきました。
交換後は安心して安全に乗っていただけるお車となりました。

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各部を清掃しながら整備箇所を復元していきます。
バッテリー容量が低下してきていましたので、充電にてコンディションを整えさせていただきました。

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最後に、点検時期をメーター上に知らせるサービスインターバルをリセット。
各モジュールのコードのクリア実施。
整備箇所の最終チェックを行い、お客様の元へお車をお返しさせていただきました。

この度もご依頼いただき誠にありがとうございました。

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