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フェラーリ ポルトフィーノ メンテナンス 車検整備

フェラーリ ポルトフィーノ メンテナンス 車検整備になります。


お客様より車検整備のご依頼をいただきました。
先ずは、各部機能チェックを実施。
車検時に使用する記録簿の内容に則った点検はもちろん重要ですが、
エアコンの効きやパワーウィンドウの動きなど、
普段お客様が使用する機能が正常に作動することの確認もさせていただいております。

また、フェラーリ対応のテスターにより各モジュールの状態を確認。
各モジュールの状態を点検していきます。

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エンジンルーム内の油脂類の点検をしていきます。
ブレーキフルードは吸湿率1%と問題のない状態でしたが、
これから2年後までを想定し、車検毎の交換をさせていただきました。

ブレーキフルードは吸湿すると性能が低下し、ブレーキの作動に直接影響してしまいます。
フェラーリやアストンマーティンなどのスーパーカーは、お車の保管状態が良いことが多く、
2年では今回の様にあまり劣化してないことが多いのですが、
弊社ではお客様の安全を第一に、2年(車検)毎の交換をおすすめさせていただいおります。

また、冷却水も状態は良好でしたが、良好な状態を維持する為、
今回もワコーズ社のクーラントブースターを添加させていただきました。

こちらの添加剤は、経年により失われてしまう冷却水の成分(性能)を補う添加剤となっており、
定期的に添加することで冷却水の交換サイクルを飛躍的に伸ばすことができる為、
交換するよりもコストを抑えることができ、さらに冷却水を排出する頻度が減る為環境にも優しいものになります。

添加剤について気になる点や不明な点等ありましたら、お気軽にお問合せください。

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続いてエアクリーナーの点検を実施。
走行距離が15000km弱だったので、そこまで汚れていないことを想定していたのですが、
外してみると汚れており、本来の性能が発揮できない状態となっていました。

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車両をリフトアップしタイヤを取り外します。
リフトアップ後は足回りのブッシュなどに異常がないことや、
各ボルト・ナット類に緩みがないことなどを確認していきます。

また、ブレーキパッドの残量やタイヤの状態や溝の深さを点検します。
今回は特に異常はありませんでしたので点検のみとなりました。

車検・点検というと、異常を発見することがメインのように思われることがあるのですが、
点検は本来異常がないことを確認し安心して乗っていただくことに意味がありますので、
実は何もないことの連続です。

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バッテリーの状態を点検します。
弊社では、ただ電圧を測定するのではなく、
意図的に負荷をかけた状態をつくりだし、バッテリーの内部容量などの状態を測定するテスターにて測定します。

バッテリーを測定すると要交換状態となっておりましたので、お客様へ交換をおすすめさせていただきました。

今回は消耗品以外の異常は特にありませんでしたので、
各種消耗品とおすすめの添加剤を含めたお見積りをお客様へご案内。
了承をいただきましたので、部品を注文しメンテナンス作業をすすめさせていただきました。

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部品が揃いましたので、実作業を進めていきます。
まずはオイル交換を実施。
オイルを抜き取りオイルとオイルフィルターの交換を実施します。

今回はエンジンより若干のオイル滲みがありましたので、
漏れ止め効果のあるワコーズ社のパワーシールドを添加させていただきました。

こちらオイル量3~6リットルに1本となる為、2~3本が適正量となるのですが、
今回滲みの状態も軽かった為、2本の添加でおすすめさせていただきました。

エンジンオイル交換後は滑らかなエンジンフィールとなり、
気持ちよく乗っていただける状態となりました。

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汚れていたエアクリーナーの交換を実施します。
新品と比べると汚れ具合が一目瞭然な状態でした。
ポルトフィーノは左右バンクにそれぞれエアクリーナーがあるお車となりますので、
それぞれを交換させていただきました。

エアクリーナーは汚れてしまうと、元々想定されている空気の量を吸うことができなくなります。
ある程度はエンジン側で補正をかけることで問題なく走行が可能なのですが、
それでも本来の効率は発揮することができず、パワー不足や燃費の悪化につながります。
最終的には正常な燃焼ができなくなり、故障となりエンジンチェックランプの点灯にも繋がりますので、
定期的なメンテナンスが必要です。

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内部容量の低下してしまったバッテリーを交換します。
今回はお客様と相談し純正バッテリーにて交換をさせていただきました。
バッテリーが弱ってしまうと、本来不具合でないモジュールに故障コードが誤入力することや、
エアバックランプが誤入力により点灯してしまい消灯しなくなるなど、
いろいろな制御に電気を使用している為、思いもよらない不具合が出てしまうことがありますので、
こちらも定期的なメンテナンスが必要となります。

弊社では車検や点検で入庫したお車は交換ではない場合でも、整備の際に充電をさせていただき、
コンディションを整えてお返しをさせていただいております。

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エアコンフィルターを交換させていただきました。
エアコンフィルターは走る・曲がる・止まるには直接影響せず、快適装備の部分にはなるのですが、
汚れてしまうと吹き出し口からでる風が弱くなり、
結果としてエアコンの効きが弱まってしまったり、エアコン作動時の悪臭の原因にもなります。

普段お客様が実際にエアコンフィルターの状態を見るということはほとんどないものにはなりますが、
汚れている場合は、汚れたフィルターを通った風を吸うということになりますので、
エアコンフィルターの状態はなるべくお見積りのご案内時にご説明させていただいております。

エアコンフィルターの取付位置や乗り方によっても汚れ度合は変わってきますが、
弊社では快適に乗っていただく為に、1年毎の交換をおすすめさせていただいております。

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ワイパーブレードの交換をさせていただきました。
今回は拭きムラがでてきており、向こう1年のことも想定し交換をさせていただきました。
交換後はムラなくクリアな視界が確保できる状態となりました。

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各整備箇所を再度確認し最終チェックを実施。
各添加剤も添加し、納車前に再度バッテリーの状態などコンディションを整えお客様のもとへお返しさせていただきました。

この度もご依頼いただき誠にありがとうございました。

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