ASTONMARTIN DB9 メンテナンス(12ヵ月点検・エンジン整備・足廻り整備・ブレーキ整備・内装各所修理) 後編
ASTONMARTIN DB9 メンテナンス(12ヵ月点検・エンジン整備・足廻り整備・ブレーキ整備・内装各所修理) 後編になります。
前回は、エアコンや燃料系統の修理の様子をご紹介しました。
今回は、足廻りや内装品の修理などを行わせていただきましたので、ご紹介させていただきます。
ロードテストの際、低速走行中に車両の前側より”ゴキッ”という異音と乗り心地の違和感を確認しました。
下廻りを点検すると、まずはフロントのアッパーアームの内側のブッシュが滑ってしまっていましたので、
左右のアッパーアームを新品へ交換をさせていただきました。
また、乗り心地に違和感がありましたので、
引き続き下廻りを点検していると、リアのショックアブソーバーよりオイル漏れを確認。
左右のショックアブソーバーを新品へ交換させていただきました。
今回は、アッパーアームとリアショックアブソーバーの交換により、
乗り心地が改善され、気持ちの良いドライブフィールのお車になりました。
こういった不具合は、普段乗っていると徐々に乗り味が変化してくることが多いので、
乗り心地が悪化してしまっていることに意外と気付かないことがあるのですが、
弊社では、普段からアストンマーティンを多く扱わせていただいておりますので、
同型の他の車との、ちょっとした違和感などに気付くことができるという強みがあります。
そういった経験値からアストンマーティンのウィークポイントなども把握しておりますので、
車検や点検などでも、見るべきところを見てお客様のお車の状態をお伝えさせていただいております。
入庫の際にナビゲーションパネルが損傷し、開閉できなくなってしまっていましたので修理をさせていただきました。
元々、別の業者さんでワンオフで作らたものだったのですが、損傷個所を修正することで、開閉が可能となりました。
簡易的なレザーの傷消しや、室内灯のLED化、
小物入れのクッション材取り付けなどを行わせていただきました。
その他、ブレーキパッドや油脂類などの消耗品を交換。
故障コードのリセットと点検時期を知らせるサービスインターバルをリセットさせていただきました。
最後に、清掃しながら整備箇所の最終チェックを実施。
お客様の元へお車をお返しさせていただきました。
この度はご依頼いただき、誠にありがとうございました。