弊社レンタカー ASTON MARTIN DB9 MANSORY メンテナンス(車検整備・エンジン整備・燃料系統整備・チェックエンジンランプ点灯 修理) 前編
弊社レンタカー ASTON MARTIN DB9 MANSORY メンテナンス(車検整備・エンジン整備・燃料系統整備・チェックエンジンランプ点灯 修理) 前編になります。
まずは、お客様のお車の車検と同様、各部の機能チェックを実施。
灯火類やエアコンなど、通常使用する機能が正しく作動することを確認していきます。
また、アストンマーティン専用テスタにて各モジュールに故障コードの入力がないかを確認。
元々チェックエンジンランプが点灯しておりましたので、エンジンコントロールユニットのコードを見ると、
触媒の性能が低下していることや、燃料の圧力が低いなど、複数のコードの入力がありました。
テスタの結果をもとに、診断を進めますと、触媒や燃料ホースに異常があることがわかりました。
また、下廻りの状態を点検していくと、エンジン廻りやATクーラーホースよりオイル漏れがありましたので、
部品を注文し作業を開始しました。
車両をリフトアップし、フロントセクションのサブフレームを取り外す為、
フロントのアッパーアームやロアアーム、ブレーキ関連のパーツを取り外していきます。
サブフレームを取り外しますと、エンジンを下側から支える物がなくなってしまう為、
エンジンブロックと車体を上から支える為の専用工具を取り付け作業を行います。
この時、インレットマニホールドなど、エンジン上側のパーツも取り外す為、インテークにゴミが入らない様、
専用のカバーを使いインテークのポートを塞ぎます。
弊社では、アストンマーティンのメーカー指定の専用工具をご用意しております。
アストンマーティン社が定める手順にて、安全に効率よく作業を進めることが可能となっておりますので、
通常の点検整備から、今回の様な重整備まで、安心してお任せいただければと思います。
サブフレームを取り外すと、オイルパン廻りなど、漏れたオイルに汚れが付着してしまっていました。
DB9の触媒はエキゾーストマニホールドと一体構造となっておりますので、
交換時にはサブフレームを降ろす必要があります。
取り外した触媒の状態を確認すると、内部が崩れてしまっていました。
イグニッションコイルの不良などで、失火した状態で長時間走ってしまいますと、
未燃焼ガスが触媒へ流入し今回の様に触媒を傷めてしまいます。
触媒交換となりますと部品代は高額になり、更に、サブフレームを降ろしての作業となりますので、
作業工賃も高額となってしまいます。
こうならない為にも、エンジン振動やチェックエンジンランプの点灯など、
異常がありましたら、早めの点検をおすすめします。
弊社ではアストンマーティン純正のテスタをご用意しておりますので、
点検作業だけでなく、不具合の診断も承っております。
詳しくは弊社スタッフへお問い合わせください。
次回は、エンジン廻りのカバー類やオイルパンを取り外してのオイル漏れ修理の様子をご紹介させていただきます。
☆ご紹介させていただいております”DB9 MANSORY”は、弊社のレンタカー部門である”ラフィーネレンタカー”にて、
現在お貸出しをさせていただいているお車となっております。
アストンマーティンの他にも、ベントレーやマセラティなどの他のブランドのお車もラインナップしておりますので、
詳しくはラフィーネレンタカーのページをご覧いただければと思います。
都心で乗る高級輸入車レンタカー
“ラフィーネレンタカー”