VW ゴルフⅤ メンテナンス(車検整備・ドライブシャフトブーツ切れ・エンジン整備・ブレーキ整備)
VW ゴルフⅤ メンテナンス(車検整備・ドライブシャフトブーツ切れ・エンジン整備・ブレーキ整備)になります。
先ずは各部機能チェックを実施。
灯火廻りやエアコンの効き具合など、普段お客様がお使いになる機能が正常に作動することを点検します。
また、テスタにてモジュールへの故障コードの有無を確認します。
エンジンルーム内の点検を行っていきます。
エアクリーナーや各油脂の汚れ具合、バッテリーの内部容量の測定などを行います。
エアクリーナーは汚れており、エンジンオイルやブレーキフルードの劣化具合も進んでいましたので、
状態をお客様へお伝えさせていただき、交換をおすすめさせていただきました。
車両をリフトアップし、下廻りの点検を行っていきます。
下廻りではボルト類の締め付けやブッシュの状態、油脂の漏れがないことなどを点検します。
今回は、フロント右側のドライブシャフトブーツの劣化により、
インナー側・アウター側共にグリスが飛び散ってしまっていました。
ドライブシャフトブーツの損傷がある場合は、車検が通りませんので、
部品の状態をお客様へお伝えし、ブーツの交換にてご提案をさせていただきました。
ドライブシャフトブーツの交換をご了承いただきましたので、交換をさせていただきました。
交換には車体からドライブシャフト自体を取り外し、分解をする必要があります。
ブーツを交換後は、ブーツ内へグリスを充填し組付けていきます。
車体側に付着したグリスや汚れを清掃し、車体へドライブシャフトを取り付けます。
グリスは広範囲に飛散してしまっていますので、念入りに清掃していきます。
ドライブシャフトをハブに固定するボルトは、大きな力がかかりますので、再使用せず交換。
締め付けはメーカー規定のトルクにて確実に行います。
エンジンオイルが汚れていましたので、交換をさせていただきました。
エンジンオイルを抜くと、オイル受けに入ったオイルが泡立ってしまっていました。
エンジンオイルには消泡剤という添加剤が入っており、エンジンオイルの泡立ちを防止しているのですが、
劣化してくると、その効果が徐々に失われてしまいます。
その様な状態でエンジンオイルに気泡が発生すると、摩擦の増加や油温が上昇しやすくなってしまい、
エンジン内部を傷めてしまう原因となります。
また、オイルフィルターも内部でねじれてしまっており、劣化してしまっていました。
交換後は、ノイズが減り、スムーズなエンジンフィールのお車になりました。
ブレーキフルードの吸水率を測定すると高い数値を示しており、劣化していましたので、
ブレーキフルードの交換をさせていただきました。
交換後は吸水率も下がり、安心して乗っていただけるお車となりました。
冷却水には、ワコーズ社のクーラントブースターを添加。
こちらを添加することで、経年により冷却水より失われる防錆・防食・消泡性能を復活させることができ、
冷却水の交換サイクル伸ばすことができます。
また、マルチベルトやエアクリーナー、ワイパーなどの消耗品を交換させていただきました。
ヘッドライトの向きなど各部調整を行い車検を更新。
各整備箇所の清掃を行い、お客様の元へお車をお返しさせていただきました。
この度もご依頼いただき誠にありがとうございました。