ポルシェ 987 Boxster 警告灯点灯(チェックエンジンランプ) 診断・修理
ポルシェ 987 Boxster 警告灯点灯(チェックエンジンランプ) 診断・修理になります。
チェックエンジンランプが点灯したとのことで修理のご依頼をいただきました。
ポルシェ純正テスタにて、故障コードの読み取りを行うと、
右バンクの下流O2センサーの値に異常があるとのことでしたので、波形を点検。
写真の青の波形が、該当する波形です。
本来触媒を通過した後の酸素量を検出しているので、緑の波形の様になるのが正常なのですが、
大きく波打ってしまっている時がありました。
このことから、触媒の性能が低下してしまっているということがわかりましたので、
お客さまに状況をお伝えし、触媒の交換をおすすめさせていただきました。
今回はお客様のご要望により、触媒本体は中古品にて交換をさせていただきました。
弊社では、中古部品のお取り扱いもございますので、お気軽にご相談ください。
交換時に必要なボルト・ナットは熱も入り、腐食などの劣化が起こりやすい箇所になりますので、
全て新品に交換をさせていただきました。
また、ガスケット類も再使用してしまいますと、排気漏れなどの別のトラブルに繋がりますので、
新品への交換が必要です。
交換後、再度波形が正常であることを確認。
故障コードの削除を行い、ロードテストの後、故障コードの再入力がないことを確認し、
お客様の元へお車をお返しさせていただきました。
この度もご依頼いただき誠にありがとうございました。