BMW 650i E63 メンテナンス (ブレーキオーバーホール・チェックエンジンランプ 診断、修理・エンジン消耗品 交換)
BMW 650i E63 メンテナンス (ブレーキオーバーホール・チェックエンジンランプ 診断、修理・エンジン消耗品 交換)になります。
お客様より、チェックエンジンランプが点灯しエンジンが振動するということで、修理のご依頼。
併せて、ブレーキ廻りなどのリフレッシュのご依頼もいただきました。
ロードテストを行うと、初めのうちは特に異常はないのですが、
少し走るとエンジンが振動しチェックエンジンランプが点灯するという症状でした。
BMW純正テスタにて各モジュールの故障コードを読み出し。
エンジンコントロールユニットに6番シリンダーの失火を示すコードが入力しておりました。
一度故障コードを消去すると、同じように少しの間症状は消えるのですが、
少し走ることで再度チェックランプが点灯し、エンジンが振動することから、
コントロールユニットが失火を検出し、触媒を保護する為に燃料噴射を止めている状態となっておりました。
症状からイグニッションコイルの不良と判断しましたので、お客様へ状況をお伝えし、
6番シリンダーのイグニッションコイルを新品へ交換をさせていただきました。
また、スパークプラグの交換歴もなく、劣化していましたので、全数を交換させていただきました。
交換後はBMWらしい滑らかなエンジンフィールのお車となりました。
ブレーキキャリパーのオーバーホールのご依頼をいただきました。
キャリパー関連の部品はすべて純正品のオーバーホールキットにて交換。
ピストンなど必要箇所は清掃し組み付けさせていただきました。
ブレーキ廻り分解時には、バックプレートやキャリパーサポート廻りなど、
こういったタイミングでしか清掃できない箇所を清掃します。
ローターとブレーキパッドも新品へ交換しフロントブレーキのオーバーホール完了となりました。
リアブレーキ廻りも同様に、オーバーホールの作業をさせていただきました。
リアブレーキはインナードラム構造となっておりますので、ドラム関連部品も清掃と給油を行い組み付けます。
フロントブレーキと同様に、リアもローターとパッドを交換し、安心して乗っていただける状態となりました。
エンジンオイルや冷却水、エアクリーナーなどエンジン廻りの消耗品の交換をご依頼いただきましたので、
交換をさせていただきました。
各整備箇所を清掃しながら車両を復元。
お客様の元へお車をお返しさせていただきました。
この度もご依頼いただき誠にありがとうございました。