フェラーリ F355 メンテナンス(F129エンジン/クラッチ整備)
フェラーリ F355 メンテナンス(F129エンジン/クラッチ整備)
エンジン不調にて走行中にストールする事があり、御依頼にての整備になります。
不良部品は確定したが各箇所整備が必要な状態。
エンジン脱着に伴う作業。クラッチもメンテナンスへ。
状態は良くなく、ジャダーも出ていたので必要箇所交換。
並行車両ですが今までメンテナンスは受けられていなかった模様。
オイルドレンもナメてしまっており、強制的に摘出しドレンは新品へ。
A/Cコンプレッサ部O-リングは傷んでおり、こちらも交換。
イグニッション系統の整備へ。
片バンクのコイルは故障と判断。両バンク交換。
リアセクションのエンジンサブフレーム締結ボルトは修正要。
A/C冷媒サイクル:TEXA780Rにてサイクルメンテナンス/不純物除去/冷媒規定量充填/オイル規定量充填。
ベルト交換、バルブタイミング調整、スロットルリンケージ調整や
フューエルレギュレーターやインジェクションデバイス等々のホース類も交換。
リアタイヤは製造年が古い為、フロントタイヤと同じ銘柄へ交換。
各接続や油脂類をチェックし、テスト走行へ。エンジンストールも無く、心地よい快音を立てて走行し、無事完了。
納車時にオーナー様より、アイドリングからエンジン音が全然違うと驚きとお褒めのお言葉を頂戴しました。
この度は御依頼頂き、誠にありがとうございました。