ポルシェ カイエンS 9PA 車検整備(エンジン・ATバルブボディ交換・各整備)②
ポルシェ カイエンS 9PA 車検整備(エンジン・ATバルブボディ交換・各整備)②になります。
エンジン整備へ。クーラントパイプが対策品に交換されておらず、お預かりしている間に
樹脂部に亀裂が入り、エンジン冷却水が漏れるというトラブルが発生。オーナー様に御連絡し対策品へ交換。
Vバンクセンターに配置されたクーラントパイプは熱による経年劣化で裂けている状態。
右側が対策品のアルミ製クーラントパイプ。配策場所がVバンク下部の為
当社では4本あるクーラントパイプを全数対策品へ交換をお薦めしています。
クーラントパイプは各シール類も交換し整備完了。続いて他、各整備へ。
スパークプラグは経年・状態により全数交換。イグニッションコイルはスパークタイム等数値は正常範囲にて良好。
エアエレメントは経年により交換。
PCVは良好・エンジンオイルエレメント及び油脂類交換完了。
リアゲートダンパーはリアゲートが下がってきてしまうとの事で交換。
シガーソケットは導通不良が頻発するとの事で対策品へ交換。
並行車両でロービームは右側通行車両の為、基本ヘッドライトを左側通行用に
ASSY交換しなければカットラインが逆の為、保安基準をクリア出来ず、車検は通せません。
当社ではカットラインを左通行用に加工施工が可能な為、改善にて無事車検を取得。OK。
車検整備及び、各箇所整備完了し、テスト走行へ。
AT及びエンジン関係の各機関良好を確認、
ポルシェ専用診断機にてデータモニター及びフォルトチェックOK。
車検整備完了させて頂きました。
この度は御依頼頂き誠にありがとうございました。