ASTON MARTIN Virage メンテナンス(12ヵ月点検・液晶画面表示不良 修理・シート作動不良 修理)になります。
先ずは各部機能チェックを実施。
灯火廻りやエアコンなど普段お客様がお使いになる機能が正常に作動することを確認します。
エアコンの作動を確認しようとすると、エアコン操作部の液晶が何も表示されていませんでした。
風量や温度のノブは動かすと正常に作動していましたので、
液晶部(ICM)の不具合を疑い、弊社にある予備部品を仮に取り付け動作確認を実施。
予備部品に付け替えると正常に表示されましたので、お客様へ状況をお伝えし、部品を注文させていただきました。
部品が到着しましたので、交換を行っていきます。
交換は、慎重にセンターコンソールなどからアクセスしフェイシアパネルを取り外していきます。
交換するだけでは、内部のソフトウェアが車両の仕様と一致しない為、正常に作動しませんので、
アストンマーティン専用テスタにてモジュールの書き換えを行います。
作業後は液晶部も正常に表示されるようになり、エアコンの操作やオーディオの操作ができるようになりました。
また、機能チェックの際、運転席のシートの前後もほとんどしなくなってしまっていました。
シートレール付近に異物などが詰まってしまっていないことを確認し、
アストンマーティン専用テスタにて、シートポジションの再学習の手順を実施。
再学習後は、全ての方向に正常に作動するようになりました。
アストンマーティンのパワーシートは、バッテリー上がりなどしてしまうと、
年式によっては専用のテスタを使い再学習する必要があります。
シートやウィンドウの作動に不具合が出てしまった時は、お気軽に弊社スタッフまでご相談ください。
12ヵ月点検作業を継続していきます。
点検時には、アストンマーティン専用テスタにて各モジュールへの異常なコードの入力の有無や、
エンジンルーム内の油脂やホース類の状態の点検。
車両をリフトアップしての、下廻りの締め付け状態やブレーキ廻りの点検を行っていきます。
エンジンオイルが汚れていましたので、エンジンオイルとオイルフィルターを交換させていただきました。
交換時に使用する消耗部品は全てアストンマーティン純正部品を使用しておりますので、安心してお任せ下さい。
各部を清掃しながら車両を復元。
点検後は、メーター内に点検時期を知らせるサービスインターバルをリセットします。
最後に、各部のコンディションを整えお客様の元へお車をお返しさせていただきました。
この度もご依頼いただき誠にありがとうございました。
ASTON MARTIN DB9 メンテナンス(12ヵ月点検・エンジン整備・ブレーキ整備)になります。
先ずは各部機能チェックを実施。
灯火廻りやエアコンの効きなど、普段お客様がお使いになる機能が正常に機能することを確認します。
また、アストンマーティン純正テスタにて各モジュールの状態を点検。
エンジンの学習値なども確認します。
エンジンルーム内を点検します。
オイル漏れやホースの亀裂がないこと、
各油脂の量や状態を、目視と専用の測定器を使用し判断します。
エンジンオイル交換のご用命をいただいておりましたので、エンジンオイルとオイルフィルターを交換させていただきました。
弊社では交換時に使用する消耗品は、全て高品質なアストンマーティン純正品を使用しておりますので、
安心してお任せいただければと思います。
ブレーキフルードが交換時期でしたので、交換をさせていただきました。
ブレーキフルードは走行距離に関係なく劣化してしまいますので、2年(車検)毎の交換がおすすめです。
各部を清掃しながら車両を復元。
車両をリフトから降ろします。
メーター内に点検時期を知らせるサービスインターバルをリセット。
モジュール内に残されたコードをリセットします。
点検や車検時にコードをリセットしておくことで、今後、何かの故障によりコードが入力した際に、
余計なコードが邪魔をすることなく、故障の原因を判断し易くなるメリットがあります。
整備箇所を再度確認後、バッテリーなどのコンディションを整えお客様の元へお車をお返しさせていただきました。
この度もご依頼いただき誠にありがとうございました。
ASTON MARTIN DB9 メンテナンス(12ヵ月点検・エンジン整備・ブレーキ整備・パワーシート修理)になります。
先ずは各部機能チェックを実施。
灯火廻りやエアコンの効きなど、普段お客様が使う機能が正常に作動することを確認します。
お客様から運転席側のシートの上下の作動範囲が狭いとのことでしたので、実際に動かしてみると、
シート後方の上下作動が少ししか動かない状態となっていましたので、診断を開始しました。
先ずはシートを取り外し、シート下のリンク廻りに異物が挟まっていないかなどを点検。
特に異物などはありませんでしたので、改めてシートを取り外した状態で動きを点検すると、
作動域の終端でシートモジュール内よりスイッチングの接点が作動する音が聞こえましたので、
シートポジションを認識する学習値が誤っていると判断しました。
シートを車両へ取り付け、シートモジュールの書き換え・再学習の手順を実施。
シートは正常に作動する様になりました。
エンジンオイルが汚れていましたので、エンジンオイルとオイルフィルターの交換をさせていただきました。
交換時に使用する消耗品は、品質の高いアストンマーティン純正品を使用し交換をさせていただいております。
また、エンジンオイルには、ワコーズ社の”e-クリーン プラス”を添加。
こちらの添加剤は遅効性のクリーニング剤となっており、お車をお使いになりながら、徐々にエンジン内部の汚れを落とす効果のある添加剤となっております。
弊社では、各種添加剤お取り扱っておりますので、お客様の使用状況に合ったオイルや添加剤をおすすめさせていただいております。
ご希望の添加剤やオイルなどありましたら、弊社スタッフまでお気軽にお問い合わせください。
ブレーキフルードが劣化していましたので、ブレーキフルードの交換をさせていただきました。
ブレーキフルードは走行距離に関係なく、経年により劣化しますので、
弊社では2年毎の交換をおすすめさせていただいております。
また、お車の保管場所や使用の状態によっても劣化度合いは変化しますので、
フルード内の吸水率を測定できる専用の測定器にて状態を測定させていただき、
必要な場合は、交換をおすすめさせていただいております。
ブレーキパッドの摩耗を知らせる警告は点灯していなかったものの、
リアのブレーキパッドが摩耗していましたので、弊社オリジナルブレーキパッドにて交換をさせていただきました。
ブレーキパッド交換時には、部品を交換するだけでなく、
関連する部品を清掃・給油をしながら組み付けていきます。
アストンマーティン純正のブレーキパッドには芯が埋め込まれており、
パッドが摩耗し、残量が5mm前後になると、芯がローターへ当たってしまい、
ブレーキローターに傷が入ってしまいます。
ブレーキパッドの摩耗警告は、残量が4mm程でメーター内に摩耗を知らせる警告灯が点灯するのですが、
その時点ではすでにローターには線傷が入ってしまい、さらにブレーキパッドセンサーの交換も必要になってしまいます。
その為、点検時には、早めの交換をご案内させていただくと同時に、そのような攻撃性の少ない、
弊社オリジナルのブレーキパッドへの交換をおすすめしております。
交換後は、低ダストタイプのブレーキパッドになった為、
ブレーキダストが少なくなり、安心して快適に乗っていただけるお車となりました。
各部を清掃しながら復元。
タイヤを取り付け車両をリフトから降ろします。
お客様より、ドアロック時にミラーが畳まれないとのことでしたので、設定をさせていただきました。
年式によるのですが、ミラーの設定やパワーウィンドウの学習など、アストンマーティン純正テスタを使用し設定可能です。
以前は機能していたのに機能しなくなってしまったなど、お困りのことがありましたら、お気軽にお問い合わせください。
メーター内に点検の時期を知らせるサービスインターバルをリセット。
また、出庫前には各モジュールのコードのリセットも行います。
最後に各整備箇所を再度確認し、お客様の元へお車をお返しさせていただきました。
この度もご依頼いただき誠にありがとうございました。
ASTON MARTIN DB9 バッテリー上がり・ドア修理になります。
バッテリーが上がってしまいエンジンがかからなくなってしまうとのことで、
修理のご依頼をいただきました。
アストンマーティン純正テスタにて診断すると、ブレーキスイッチの異常を示すコードが入力されていました。
ブレーキランプスイッチの確認をすると、常時ではありませんが、
ちょっとしたきっかけで、ブレーキペダルを踏んでいない状態でもブレーキランプが点灯してしまっていました。
ブレーキランプは、キーがOFFの状態でもブレーキスイッチがONになると点灯してしまうので、
この様な状態では、駐車場などに駐車している間もブレーキランプが点灯状態になってしまい、
バッテリー上がりの原因となってしまいます。
状況をお客様へお伝えし、ブレーキランプスイッチの調整を行わせていただきました。
調整にはアストンマーティン純正の調整専用工具を使用し調整します。
弊社では、各種専用工具をご用意しておりますので、安心してお任せください。
調整後は、バッテリーを新品へ交換し、ブレーキランプの作動に異常がないことを確認。
バッテリー消費に異常がないことも点検します。
今回は、高品質なVARTAのドイツ生産品であるAGMバッテリーへ交換をさせていただきました。
こちらのバッテリーは安定性が高く、走行距離が少ないお車などでも安心してお使いになれます。
バッテリーは車を始動する上で重要な部品であることはもちろん、始動後も電力が安定する為、
力強さを体感できるバッテリーとなっています。
弊社では各種バッテリーのお取り扱いがありますので、お客様のご要望に沿った商品をおすすめさせていただきます。
詳しくは、弊社スタッフまでお気軽にご相談ください。
右のドアを開けた時に、ドアが保持されない状態となっておりましたので、
ドアダンパーの交換をさせていただきました。
アストンマーティンのドアは、道路の縁石を避ける為に、斜め上に上がる構造となっており、
ドアを保持する為にダンパーが取り付けられています。
経年により、こちらのダンパーが傷んできますと、ドアが保持できなくなってしまいます。
普段から乗っていると、徐々にヘタってくる為、気付かないお客様もいらっしゃるのですが、
交換をしますと、ドアを開ける時に見違える程軽くなりますのでおすすめです。
弊社の点検や車検では、ドアダンパーの状態などもチェックさせていただいておりますので、
もしヘタりがある場合は、お見積りにて交換のご案内をさせていただいております。
今回も、ドアを開ける際にとても軽くなり、普段の乗り降りも快適なお車となりました。
最後に、故障コードを読み込み、全てのコードをリセット。
整備箇所を復元し、お客様の元へお車をお返しさせていただきました。
この度もご依頼いただき誠にありがとうございました。
ASTON MARTIN V12 VANTAGE S メンテナンス(12ヵ月点検・クラッチ学習・エンジン整備・ブレーキ整備)になります。
先ずは各部機能チェックを実施。
灯火廻りやエアコンなど普段お使いになる機能が正常に作動することを確認します。
アストンマーティン専用テスタにて各モジュールへの故障コードの有無を確認。
異常なコードの入力はありませんでした。
お客様からのご用命で
“クラッチの繋がりに違和感を感じる”
とのご用命をいただきましたので、診断をさせていただきました。
ロードテストを行いますと、発進時のクラッチの繋がりがやや遅いという印象を受けました。
工場へ戻り、テスタにてクラッチの作動に関する数値をみると、写真”赤丸”で囲った数値にズレがあることがわかりました。
こちらの数値は、車側が求めている指示値と、実際のクラッチのポジションを表しています。
こちらのズレ幅が大きくなればなるほど、クラッチの繋がりに違和感を感じるという値になります。
今回は、クラッチポジションの学習値を一度リセットし、再度学習の手順を行わせていただきました。
再学習後は数値も揃い、違和感のないクラッチフィールとなりました。
エンジンルーム内の点検を行います。
エンジンルームでは、各油脂類の量や状態、ホースなどに亀裂がないことやオイル漏れなどがないことなどを点検します。
車両をリフトアップ後、アンダーカバーを取り外し下廻りの点検を行います。
下廻りでは、主に足廻りのボルト類に緩みがないことや、ブッシュ類の傷み具合、オイル漏れの状態などを点検します。
エンジンオイルが汚れておりましたので、エンジンオイルとオイルフィルターを交換させていただきました。
オイルフィルターの取り外しは、スロットルボディーなど一見関係ない部品の取り外しが必要です。
また、取り付け位置が非常にタイトですので、アストンマーティンより専用工具が用意されております。
弊社ではこちらの専用工具を使用し、車両を汚すことなく、安全に作業を行っておりますので、
安心してお任せいただければと思います。
ブレーキフルードの交換をさせていただきました。
今回ブレーキフルードはそこまで酷く劣化していたわけではないのですが、
向こう一年使用するということを考慮し、お客様へ交換のご相談をさせていただき了承いただきました。
交換後は安心して安全に乗っていただけるお車となりました。
各部を清掃しながら整備箇所を復元していきます。
バッテリー容量が低下してきていましたので、充電にてコンディションを整えさせていただきました。
最後に、点検時期をメーター上に知らせるサービスインターバルをリセット。
各モジュールのコードのクリア実施。
整備箇所の最終チェックを行い、お客様の元へお車をお返しさせていただきました。
この度もご依頼いただき誠にありがとうございました。
ASTON MARTIN V8 VANTAGE N430 エアコン吹き出し口 変わらない 修理になります。
エアコン操作パネル上にある、吹き出し口変更のボタンを押しても、正面から風が出ないとのことで修理のご依頼。
早速操作してみると、正面から風は出ず、
足元と上側の吹き出し口からは操作に関係なく常に風が出てしまい、結果吹き出し口の変更が一切できない状態になっていました。
吹き出し口を変更しているリンクを点検すると、リンク自体が脱落してしまっていました。
※赤丸で囲った部分が外れてしまったリンクです。
吹き出し口変更のリンクの一部を取り外すと、先ほどの画像で外れていた
もう一本のリンクとの接続部が損傷し割れてしまっていました。
割れてしまった部分を修理し復元。
吹き出し口が操作に対して正常に作動する様になり、修理完了となりました。
ここ数日は猛暑日がつづいており、エアコンのガス圧の低下やフィルターの詰まりなど、
何らかの不具合により弱ってしまっていますと、中々涼しくならないことがあります。
エアコンの効きや作動に違和感を感じましたら、エアコンのメンテナンスも承っておりますので、
お気軽にご相談いただければと思います。
この度もご依頼いただき誠にありがとうございました。
ASTON MARTIN V8 VANTAGE N430 メンテナンス(12ヵ月点検・エンジン整備・ブレーキ整備・コンバーチブルルーフ調整)になります。
先ずは各部機能チェックを実施。
アストンマーティン純正テスタにて各モジュールへのコード入力の有無をチェック。
エアコンやコンバーチブルルーフなど、普段お客様が使用する機能に異常がないことを、
実際に作動させて確認を行います。
バッテリーの状態は、電圧だけでなく、内部の容量が測定可能なテスタにて点検をします。
エンジンルーム内の点検を行います。
オイル漏れやホースの亀裂がないことを確認。
各油脂類の目視による汚れや量を点検し、
濃度や吸水率など、油脂の状態は専用の測定機器を使用しチェックします。
今回は、オイルの量は少なく、ブレーキフルードの吸水率が高くなってしまっていましたので、
お客さまへ状況をご説明し、交換をさせていただきました。
交換後は、エンジンオイルは劣化していたこともあり、滑らかなエンジンフィールとなり、
ブレーキフルードは吸水率が下がりましたので、安心して乗っていただけるお車となりました。
ブレーキ廻りやホイールの裏側、エンジンルームなどを清掃しながら車両を復元していきます。
お客様より、コンバーチブルルーフを開ける時に、トノカバーが閉まりきらない時があるとのことでしたので、
コンバーチブルルーフの作動も点検をさせていただきました。
アストンマーティン専用テスタにて、各センサーの信号を確認するも異常なし。
何度か動かしていると、お客様からご依頼いただいていた症状が発生しました。
動きをみると、物理的にラッチが引き込めない状態となっていましたので、
トノカバーの高さやストライカーを調整。
調整後は現象は再発しなくなり、調整にて修理完了となりました。
この様に、気になることなど、車検や点検でのご入庫の際でもお伝えいただければ、
追加項目として修理を承っております。
何か気になる症状や異音、使い方がわからないなど、お車で疑問に思うことがありましたら、
お気軽にスタッフまでご相談ください。
メーター内に点検時期を知らせるサービスインターバルをリセット。
バッテリーのコンディションを整えお客様の元へお車をお返しさせていただきました。
この度もご依頼いただき誠にありがとうございました。
ASTON MARTIN DBS 弊社販売車両 メンテナンス(販売前整備・各消耗品交換)になります。
先ずは各部機能チェックを実施。
販売車両ですので、全ての機能が正常に作動することなど、入念にチェックを行います。
アストンマーティン純正テスタにて、各モジュールに異常なコードの有無や、
学習の値、ミラーなどのユーザー設定を確認し、必要な項目の設定を行いました。
保護カバーを取り付け、車両をリフトアップ、
エンジンルームの油脂の量や状態、エアクリーナーなどフィルター類の点検を行います。
エアクリーナーの状態を点検すると、汚れていましたので、新品へ交換しました。
アストンマーティンの12気筒エンジンの場合、吹き返しによりエアクリーナーが汚れやすく、
ひどくなると、エンジンが調子を崩したり、チェックランプが点灯しますので、定期的な状態の確認と交換が必要です。
エンジンオイル、オイルフィルターを交換しました。
エンジンオイル自体は汚れはひどくなかったのですが、これから販売する車両ということで、
気持ちよく安心して乗っていただけるよう、交換をさせていただきました。
ブレーキフルードもやや劣化がみられたので交換しました。
DBSはカーボンセラミックローターが標準装備となっており、アストンマーティンのフラッグシップカーであることを感じさせます。
デフオイルの交換履歴がありませんでしたので交換。
併せてフィルターも取り外し清掃をしています。
交換後は、デフからのノイズが減り、旋回が滑らかになりました。
パワーステアリングオイルが汚れていましたので交換。
交換時には、ワコーズ社のパワーシールドを添加させていただきました。
パワーシールドはオイル漏れをしている場合など、漏れ止め剤として添加するのが一般的なのですが、
消泡剤が入っていることによりステアリングフィールの向上や、シール類の弾力を復活させる役割がありますので、
漏れの予防としても効果があります。
この様に、納車後もしばらく安心して乗っていただけることを前提に、メンテナンスをさせていただいております。
エアコンフィルターやワイパーなど各消耗品を交換。
各整備箇所を清掃しながら復元していきます。
メーター内に点検時期を知らせるメッセージが表示されていましたので、
純正テスタにてサービスインターバルをリセットし、整備完了となりました。
今回整備したDBSは販売車両となっております。
弊社の販売車両の最新情報は、ホームページをご覧ください。
米自動車の新車・中古車販売
当社では在庫以外にも、注文による車両販売を行っております。
輸入車・国産・新車・中古車に限らずお取扱いしています。
御予算・御希望の車種、グレードをお申し付け下さい。
御希望に沿ったお車を御提案し、整備をしっかりと行い、オーナー様の元へお届けさせていただきます。
ASTON MARTIN Vanquish エアコン修理になります。
お客様よりエアコンが効かないとのご依頼で入庫。
実際にエアコンを作動させると、コンプレッサーが作動しておらず、
エアコンが効かない状態であることを確認しました。
まずはアストンマーティン純正テスタにて、
エアコンのコンプレッサーを作動させる条件が、どのような状態かを確認します。
数値を見ると、エアコン配管内の圧力を測定しているプレッシャーセンサーの値が変化せず、
上限値で固定されている為、配管内部の圧力が高すぎると誤認識し、
制御によりコンプレッサーをONにしていないことがわかりました。
念の為、実際のエアコンシステム内圧を測定しましたが、異常ありませんでしたので、
プレッシャーセンサー自体の不具合と判断。
お客様に状況をお伝えさせていただき、部品を注文させていただきました。
部品が到着しましたので、エアコンガスを一度抜き、交換作業を実施。
今回は、実際に故障してしまっているプレッシャーセンサーと、
予防を含めてプレッシャースイッチの交換をさせていただきました。
部品交換後はエアコンガスを充填します。
弊社で使用している機材は、エアコンガスを充填するだけでなく、
内部のクリーニングや配管の密閉状態の確認、エアコンガスのリサイクルなど、
お車はもちろん環境にも優しい機材となっております。
また、エアコンガスは少なければもちろん効きは悪くなりますが、
多くてもエアコン内部に負担を掛けてしまい、故障の原因になってしまいます。
エアコンガスの缶から直接充填する方法だと、計量し充填することができませんのでおすすめできません。
今回は内部をクリーニングした後、アストンマーティン指定の規定量にて
エアコンガスを充填させていただきました。
エアコンのメンテナンスは故障時だけでなく、
点検や車検時などいつでも、予防整備としても実施可能です。
詳しくは、弊社スタッフまでお気軽にご相談ください。
充填後は、エアコンが正常に作動することを確認。
テスタにて出力信号の値も確認し修理完了となりました。
最後に整備箇所を清掃しながら車両を復元。
バッテリーなどのコンディションを整え、お客様の元へお車をお返しさせていただきました。
この度もご依頼いただき誠にありがとうございました。
ASTON MARTIN Vanquish S メンテナンス (ミッション修理)になります。
ギアが入らず走行不能になってしまうとのことで、修理のご用命をいただきました。
お車を弊社ロードサービスにてお引き取りした際にも現象が発生し、症状を確認することができました。
弊社では、お車が走行不能な場合でも、弊社スタッフが積載車にて車両を引き取りに伺います。
ロードサービスだけの業者などを通すことがなく、故障の状況なども直接お話を聞くことができますので、
安心してお任せいただければと思います。
各種保険のロードサービスにも対応しておりますので、
故障でお困りの際などは、弊社までお気軽にお問い合わせください。
早速お車を工場へ入れ、アストンマーティン純正テスタにて各モジュールの故障コードを読み出し。
引き取り時にパドルの節度に違和感は感じていましたが、
エンジンやトランスミッションのモジュールにもパドルの信号に不具合があることを示すコードが入力されていました。
ハンドルを取り外し、パドルシフト周りを分解していきます。
パドルのレバーを抑えるカバーを固定しているリベットが損傷してしまい、
レバーが固定できない状態になっていましたので、修理をさせていただきました。
修理後は、パドルの操作は正確に受け付ける状態になったものの、
ギアの入りが悪いままでしたので、診断を続けていきます。
再度アストンマーティン純正テスタを接続。
Vanquishは、ギア操作を油圧にて自動で行うのですが、
ギアを人の代わりに操作するアクチュエーターの位置を調整する必要があります。
現在の位置が基準値とどれくらいずれているかを、純正テスタにて確認できますので、
位置の確認をすると、大幅にずれてしまっていることがわかりました。
実際の調整には、トランスミッションを降ろす必要がありますので、
お客様へ状況をお伝えし、作業を進めさせていただきました。
マフラーやプロベラシャフトを取り外し、ミッションを降ろします。
ミッションを降ろしたあとは、アストンマーティンの純正ツールである、
セットアップツールキットを使用。車両とミッションを延長ハーネスや延長ホースで接続し、
ミッションが車載されているのと同じ状態にし調整を実施していきます。
アストンマーティンの定めるセットアップ手順に則り、
アクチュエーターの位置の調整を行っていきます。
最後の増し締めをするだけでもずれてしまうほど、とてもシビアな調整が必要となりますので、
慎重に作業を行い、最後に位置にズレがないことを純正テスタにて確認しミッションを載せていきます。
油圧でギヤチェンジやクラッチ操作を行うためのASMオイルを交換、エア抜き。
こちらの作業にも純正テスタの使用が必須となります。
エア抜き後は、清掃しながらマフラーやアンダーカバーを取り付け車両を復元していきます。
引き取り時バッテリー電圧も低下しており、ジャンピングによりエンジンを始動した為、
バッテリーも新品へ交換させていただきました。
作業後は、ロードテストにて異常がないことを確認。
スムーズなシフトフィールのお車になりました。
この度はご依頼いただき誠にありがとうございました。