ポルシェ 986 Boxster メンテナンス(12ヵ月点検・パワーウィンドウ修理)になります。
先ずは各部機能チェックを行います。
灯火廻りの点灯状態や、パワーウィンドウ、エアコンの作動など、普段お客様が使う機能が正常に使用できることを確認します。
灯火廻りの点検では、ハイマウントストップランプとテールランプが一部不灯。
パワーウィンドウの作動も助手席側にレギュレーター劣化によるガタがありました。
幌を開け、カバーを取り外しエンジンルームの点検を行います。
ホース類の劣化状態やオイル漏れがないことなどをチェック。
各油脂の量や汚れ具合を目視により点検し、状態は専用の測定器を使用し判断します。
機能チェックの際、助手席側のパワーウィンドウの動きにガタが出てしまっていましたので、
ウィンドウレギュレーターを交換させていただきました。
クーペやコンバーチブルのお車ですと、ドア開閉時に窓が少しだけ下がる”ショートドロップ機能”が作動するのですが、
劣化により、レギュレーターにガタが出てしまうと、作動に遊びが出てしまい、
窓が下がらずドアが開けられなくなってしまうことがあります。
その状態で無理なドアの開閉を行うと、モールやガラスを傷めてしまいます。
車種や状態によっては調整で修理できる場合もありますので、
窓の動きに違和感を感じましたら、早めの対処をおすすめします。
ハイマウントストップランプの一部とテールランプの左側が点灯しなくなっていましたので、
電球の交換をさせていただきました。
交換時は、同じ時間使用しているということもあり、次々と電球切れを起こすことがありますので、
予防を含め、ハイマウントストップランプバルブ全数(7ヶ)とテールランプバルブ全数(2ヶ)を交換。
しばらく安心して乗っていただけるお車となりました。
ブレーキ廻りやホイールの裏、エンジンルームなど、清掃しながら車両を復元。
整備箇所を再度確認し、バッテリーなどのコンディションを整えお客様の元へお車をお返しさせていただきました。
この度はご依頼いただき誠にありがとうございました。
ポルシェ 911 Carrera (997) メンテナンス (車検整備・エンジン整備・ドライブシャフトブーツ切れ 修理)になります。
先ずは各部機能チェックを実施。
灯火廻りやエアコンの作動など、普段使用する機能が正常であることを確認していきます。
ポルシェ純正テスタにて、各モジュールに異常なコード入力の有無を確認。
バッテリーやフィルター、各油脂の状態を確認していきます。
下廻りの点検をしていると、フロント右側のアウタードライブシャフトブーツが切れてしまい、
中のグリスが飛散してしまっていました。
お客様へ状況を伝え、左右のアウタードライブシャフトブーツの交換をさせていただきました。
ドライブシャフトブーツの交換は、足廻りのボールジョイントなどを取り外し、
ドライブシャフトを車両から取り外し行います。
ブーツの交換後は、飛散したグリスを清掃し組付けました。
フロントのアウターブーツはサスペンションの動きだけでなく、ステアリングにより角度がつきますので、
他のブーツよりも負担がかかりやすく、切れてしまうことがあります。
切れたまま走行してしまいますと、ドライブシャフトの可動部がグリス切れとなり、
潤滑不良により異音などの不具合がでてしまいます。
そうなるとブーツだけでなく、ドライブシャフト自体の交換が必要となり高額修理となってしまいます。
その様な不具合を予防する為にも、1年毎の定期点検がおすすめです。
車検や1年毎の点検に関しましてご不明な点などありましたら、お気軽に弊社スタッフまでご相談ください。
エアクリーナーが汚れていましたので、エアクリーナーの交換をさせていただきました。
エアクリーナーは空気の吸い口となり、直接エンジンの出力に関係してくる部品となりますので、
定期的なメンテナンスが必要となります。
エンジンオイルとオイルフィルターを交換させていただきました。
エンジンオイル交換時には、ワコーズ社のスーパーフォアビークルを添加させていただきました。
交換後は、メカノイズが減り滑らかなエンジンフィールのお車となりました。
ブレーキフルードの交換をさせていただきました。
ブレーキフルードは吸水性のある液体となり、水分量が多くなると、
ブレーキの熱により沸騰してしまい、フルード内にエアが混入し、ブレーキのタッチがスカスカになってしまいます。
弊社では2年(車検)毎のブレーキフルード交換をおすすめしております。
ブレーキ廻りやバンパー廻り、エンジンルームなど各整備箇所を清掃しながら復元。
アンダーカバーを取り付け、車両をリフトから降ろします。
ロードテストを含む最終チェックを行い、バッテリーなどお車のコンディションを整え、お客様の元へお車をお返しさせていただきました。
この度もご依頼いただき誠にありがとうございました。
ポルシェ 981 ケイマン メンテナンス (車検整備)になります。
先ずは各部機能チェックを実施。
各灯火の点灯状態や装備品が正しく作動するかなどを確認。
ポルシェ純正テスタにて各モジュールの状態も確認します。
油脂類やバッテリーの状態を確認します。
目視だけでなく、専用の測定器を使用し状態を点検。
ブレーキフルードは、吸水性がありますので、水分の含有量を測定器にて測定します。
現段階では、水分の含有量は非常に少なかったので、問題はありませんでしたが、
お客様と相談し、安全に関わる消耗品であることをご説明させていただき、
ブレーキフルードの交換をさせていただきました。
弊社では向こう2年を見据え、車検ごと(2年ごと)の交換をおすすめさせていただいております。
エアコンフィルターが汚れていましたので、交換をさせていただきました。
エアコンフィルターは取り付けられている場所が車外に面している場合が多く、
あまり乗っていなくても、駐車している場所によっては、埃などにより汚れてしまうことがあります。
エアコンフィルターが汚れていると、エアコンの効きが悪くなるだけでなく、
悪臭の元になることもありますので、1年ごとの交換がおすすめです。
エンジンオイルは弊社にて今年の1月に交換をさせていただいていましたので、
今回は交換せず、量のみ調整をさせていただきました。
各部を復元しながら清掃。
ヘッドライトなどの調整を行ない。車検を更新させていただきました。
各部最終チェックを行い、安心して乗っていただけるお車となり、お客様の元へお車をお返しさせていただきました。
この度もご依頼いただき、誠にありがとうございました。
ポルシェ 987 Boxster 警告灯点灯 診断・修理(エンジン整備)になります。
エンジンチェックランプ点灯とのことで、修理の御依頼。
ポルシェ純正テスタにて故障コードの読み出しを行うと、
O2センサーに関するコードの入力がありました。
ポルシェ純正テスタを使用しO2センサーの出力電圧を点検します。
掛け始めは問題なかったのですが、しばらくアイドリングが続くと、
右バンクの下流の波形が徐々に乱れていき、それにつられる様にして左バンクの下流の波形も乱れていきました。
また、波形が乱れるのと比例して排ガステスターのCO・HCの値も増加してしまっていましたので、
右バンクのO2センサーの出力値の不良が起因して正常な燃料噴射量の制御ができない状態と判断しました。
念の為、右バンクのみ弊社のテスト用O2センサーと入れ替えを行い再度波形を確認。
左右バンク共に波形に異常が出ないことを確認しましたので、
お客様に状況をご説明させていただきO2センサーの交換をご案内させていただきました。
O2センサー交換の承認をいただきましたので、交換作業に入ります。
こちらのO2センサーは、純正のハーネスを切断し、移植するタイプとなりますので、早速配線加工を行います。
その際、ハーネスのアウターケーブルも純正品を使用し、
取り付け時の取り廻しや見た目も純正と同じ状態になる様に加工します。
新しいO2センサーを取り付け、再度波形を確認。
新品ということもあり、左バンクと比較するとやや特性ズレはあるものの、波形の状態は良好となりました。
最後にロードテストを行い、波形の状態や故障コードの再入力がないことを確認。
修理完了となりました。
この度もご依頼いただき誠にありがとうございました。
- 2020.03.11
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本日のブログは最近お問い合わせの多い、お車の回送サービスに関するお知らせです。
弊社では、販売した車両の納車や、整備でご入庫のお客様のお車の、
自社積載車による回送サービスを行っております。
故障により自走が困難な場合など、お客様がご加入いただいている、
自動車保険のロードサービスにも対応しております。
出先などでのトラブルの際も、直接弊社スタッフがお客様の元へお伺いさせていただきますので、
安心してお任せいただければと思います。
遠方へのお引き取りなど、回送サービスに関する詳細のお問い合わせは、弊社までご連絡ください。
ポルシェ マカン ターボ メンテナンス(エンジン整備・ドライブトレイン整備)になります。
“エンジンよりオイル漏れ”
“旋回時パワーステアリングより異音”
とのご用命をいただきましたので、診断、修理をさせていただきました。
まず、オイル漏れの箇所を確認していきます。
アンダーカバーを取り外すとオイルパン周辺は漏れたオイルで汚れ、補器類の隙間などを縫って垂れており、
追っていくと、右バンクのカムカバーとフロントカバーの合わせ部より漏れていました。
お客様と相談をし、今回は部品交換は行わず、漏れ箇所に直接塗布するタイプの漏れ止め剤を塗布。
更にエンジンオイルに混ぜて劣化したシール類の弾力を元の状態に戻す効果のある添加剤を添加し、
様子をみることとなりました。
この際添加剤のみを入れることはできませんので、古いエンジンオイルを抜き取り、
新しいエンジンオイルに添加剤を添加し、よく馴染ませた後、エンジンへ入れていきます。
旋回時にパワーステアリングより異音とのことで、ロードテストを実施。
最初は異音の確認はできなかったものの、しばらく走っていると、旋回時に”コー”という音がなりはじめました。
徐々に異音は大きくなり、油圧式のパワーステアリングのポンプからの異音と類似した音にも聞こえます。
しかし、こちらの車両は電動式のパワーステアリングということと、音が大きくなるにつれて車両の後方より
音が聞こえてきましたので、デフオイルの劣化による異音と判断。
デフオイルを交換させていただき、異音は改善されました。
デフやミッションオイルなど、エンジンオイルと比較するとガソリンが混ざってしまうなど、
劣化する要素が少なく、中々交換するイメージのない油脂ですが、
オイルは酸化などで、徐々に性能が低下していきますので、
弊社では定期的な交換をおすすめしています。
最後に各部の清掃を行い、再度漏れ、異音がないことを確認。
各灯火など最終チェックを行いお客様のもとへお車をお返しさせていただきました。
この度もご依頼いただき誠にありがとうございました。
ポルシェ カイエン 3.6ティプトロニックS メンテナンス(車検整備)になります。
先ずはポルシェ専用テスタにて各モジュールに異常なコード入力がないことを確認。
各部の機能チェックを実施していきます。
車検や点検の際の機能チェックでは灯火廻りやワイパー関連の確認も必ず行ないます。
今回はリアのウォッシャー液が出ませんでしたので、ウォッシャーホース、ノズルを清掃し
修理をさせていただきました。
普段あまり使わない方も多い場所ですので、意外と気づかない部分ではあるのですが、
車検の際は出なくてはいけない項目となりますので、不具合がある場合は必ず改善が必要となります。
エアクリーナーも車検時には必ず確認する項目のひとつです。
交換するほどの汚れがない場合は清掃をさせていただき復元します。
各油脂類の量と汚れ具合を点検していきます。
一般的なエンジンオイルはレベルゲージにて量を確認することが多いですが、
ブレーキフルードは吸水量、クーラントは凍結温度を測定し交換の判断の目安とします。
目視での確認や交換履歴も参考にし、必要であれば交換をおすすめしております。
今回クーラントにはワコーズ社のクーラントブースターにて
経年で抜けてしまうクーラント性能を補充させていただきました。
定期的に添加することにより、クーラント自体を交換するサイクルを大幅に伸ばすことができますので、
弊社では車検ごとの添加をおすすめさせていただいています。
エンジンオイル・オイルフィルターを交換させていただきました。
オイル交換前にはエンジン内部を洗浄しコーティングするフラッシングトリートメントを実施。
内部をクリーニングしてから新しいフィルターへ交換し、エンジンオイルを補充。
気持ちの良いエンジンフィールになりました。
前後のローターとリアブレーキパッドが摩耗していましたので、交換させていただきました。
ブレーキ廻りは直接走りに関わる重要な部品ですので、きちんとしたメンテナンスが必要です。
分解時には清掃はもちろん必要な部分への給油を行い、
耳障りなブレーキ鳴きをなるべく予防できるよう組み付けています。
弊社では、純正のブレーキパッドの他に、低ダストのブレーキパッドなど
各種お取扱いがありますので、お気軽に御相談ください。
最後にヘッドライトの向きなどを調整し、車検を更新。
お車を復元し各部完成チェックの後、お客様の元へお車をお返しさせていただきました。
この度もご依頼いただき、誠にありがとうございました。
ポルシェ カイエンS 955 診断・メンテナンス (エンジンストール・エンジン整備)になります。
走行中、突然エンジンストールする時があるということで、まずはロードテスト。
ロードテストでは現象は一度も発生せず、
ポルシェ純正テスタにて各モジュールの故障コードの読み込みを実施しました。
カムシャフトのポジションセンサーに不具合を示すエラーの入力がありましたので、
ポジションセンサーを交換させていただきました。
交換後はエラーは消えたものの、アイドリングが不安定な時があり、
燃圧を測定すると安定せず周期的に圧力が規定値を下回っていました。
この型のカイエンはフューエルポンプが2つ取り付けられており、
燃料の量により左右のポンプを制御し燃料を送っています。
今回は左側のポンプの吐出が安定しない状態になっていましたので、
左側のフューエルポンプの交換をさせていただきました。
交換後は燃圧も安定し走行時のレスポンスも向上しました。
併せてオイル交換の御依頼をいただきましたので、オイルとオイルフィルターを交換させていただきました。
ガソリンを満タンにしガソリンの漏れがないことを確認。
ポルシェ専用テスタにて、異常なコード入力がないことを確認し、
各部を清掃後お客様の元へお車をお返しさせていただきました。
この度も御依頼いただき、誠にありがとうございました。
ポルシェ911カレラ 御注文車両納車前整備になります。
先ずはポルシェ専用テスタにて各モジュールの診断。
装備品の機能チェックとロードテストにて異音の確認などをしていきます。
車両をリフトアップし下廻りの締付やオイルの漏れなどがないかを確認します。
エンジンオイル・オイルフィルターの交換です。
エンジンフードを開けるとクーリングファンが見えるだけなのですが、
上部からの点検とオイルフィルターの交換の為にはクーリングファンを外して行います。
サンプボルトは樹脂製となっていますので、再使用せず純正の新品へ交換します。
ブレーキ廻りの点検の後、ブレーキフルードの交換です。
交換後は清掃しハブ廻りの給油を行い復元していきます。
最後に再度各部のチェックを行い、お車のコンディションを整えお客様へ納車となりました。
これからの季節。紅葉などドライブにはもってこいの季節になりますので、
きちんと整備されたお車で、気持ちよく乗っていただけるお車に仕上がりました。
この度は注文御成約頂き誠にありがとうございました。
☆当社では注文による車両販売を行っております。輸入車・国産・新車・中古車に限らず
お取扱いしています。御予算・御希望の車種、グレードをお申し付け下さい。
御希望に沿ったお車を御提案し、整備をしっかりと行い、オーナー様の元へお届けさせて頂きます。
ポルシェ 987 Boxster メンテナンス(足廻り整備・エンジン整備)になります。
足廻りの異音の診断とエンジンオイルの交換でご依頼いただきました。
先ずはロードテスト。
走行するとすぐに車両フロント側より異音を確認できましたので、
工場にてリフトアップをし診断を進めていきます。
リフトアップし、足廻りの各部の状態を点検。
右フロントのアッパーマウントが劣化により保持できなくなっていましたので、
左右のアッパーマウントを交換させていただきました。
ご依頼頂いたエンジンオイルとオイルフィルターも交換。
きちんと油量の調整も行います。
最後にロードテストにて異音が改善されていることを確認し、お客様へお車をお返しさせていただきました。
特にこういった走りを楽しむお車は足廻りのブッシュなどのヘタりを改善することで、
本来の性能を発揮することができ、気持ちよく乗っていただけますので、異音などでお悩みの際はお気軽にご相談ください。
この度は御依頼頂き誠にありがとうございました。