Daimler ダブルシックス メンテナンス(12ヵ月点検・エンジン整備・ブレーキ整備・足回り整備)
Daimler ダブルシックス メンテナンス(12ヵ月点検・エンジン整備・ブレーキ整備・足回り整備)になります。
先ずは各部機能チェックを実施。
普段お客様が使う機能が正常に作動することを確認します。
灯火の点灯点検をしていると、右フロントのスモールランプが点灯しておらず、
電球を確認するとライトのグロメットなどなく、ソケットやヘッドライト内部も錆や汚れで傷んでしまっていました。
ヘッドライト関連部品は入手困難とのことでしたので、ソケットなどを作り直し、
レンズ内部も清掃し対応させていただきました。
車両をリフトアップし下回りを点検していると、ブレーキホースに亀裂がありましたので、
お客様へ状況をお伝えし交換をさせていただきました。
ブレーキ周辺は何かあると、直接事故につながる可能性が高い部位ですので、
異常がある場合は、早めのメンテナンスが必要です。
今回の様なブレーキホースの亀裂は、保安基準には適合せず、
車検は通りませんので、要交換項目となります。
引き続き下回りの点検を進めると、ラックブーツが切れてしまっていましたので、交換をさせていただきました。
ラックブーツやタイロッドエンドブーツなど、可動部に使われるブーツなどのゴム部品は、
経年によりひび割れなどしてしまいますので、定期的な交換が必要になります。
お客様より、エンジンオイルの交換のご用命をいただいておりましたので、
エンジンオイルとオイルフィルターを交換させていただきました。
エンジンオイルはお客様より指定の銘柄がありましたので、ご要望のオイルにて交換をさせていただきました。
弊社では、お客様のご希望のオイルの銘柄などあれば、お取り寄せしてのご対応も可能です。
詳しくは弊社スタッフまでお気軽にお問い合わせください。
その他、エンジンルームを点検していると、ベルトが劣化により亀裂が入ってしまっていましたので交換。
ラジエターキャップも経年により劣化してきておりましたので、
オーバーヒートなどの問題が起きる前に交換をさせていただき、安心してお乗りいただける状態となりました。
お客様より、エアコンの効きが弱いとのことでしたので、点検をさせていただくと、
片側のブロアファンが回っていませんでした。
診断を行うと、ブロアファンユニットに取りつけられているトランジスタの異常でしたので、
交換をさせていただきました。
また、エアコンガス圧も低下してしまっていましたので、エアコンシステム内部のクリーニングの後、
ガス圧を規定量充填させていただき、きちんとエアコンの効く状態となりました。
エアコンの効きが悪いなど、異常を感じましたら、本格的に暑くなる前にご相談ください。
グリスアップポイントの給油や各部の清掃を行いながら復元。
お車をリフトから降ろします。
ワイパーなどその他の消耗品を交換。
お車のコンディションを整え、お客様の元へお車をお返しさせていただきました。
この度もご依頼いただき、誠にありがとうございました。