ASTONMARTIN DB9 メンテナンス(車検整備・エンジン整備・内装修理・ボンネット、トランクダンパー交換)
ASTONMARTIN DB9 メンテナンス(車検整備・エンジン整備・内装修理・ボンネット、トランクダンパー交換)になります。
先ずは各部機能チェックを実施。
アストンマーティン専用テスタにて各モジュールへのコード入力の有無をチェック。
灯火廻りの点灯状態や、パワーウィンドウの作動、
トランクや給油口などの開閉部が正常に作動するかを確認していきます。
灯火廻りの点灯状態を確認すると、フロントとサイドのウィンカーの色味が、
しっかりとしたオレンジ色ではなく、電球色に近い色味になってしまっていました。
バルブを確認すると、表面の塗装が剥がれてしまい色落ちしてしまっていましたので、
新しいバルブに交換をさせていただきました。
また、ボンネットやトランクのダンパーが抜けてしまい、保持できない状態になってしまっていましたので、
ダンパーの交換をさせていただきました。
ダンパーが抜けてしまっていると、トランクから荷物を取り出す際に突然閉まってしまうことなどあり危険ですので、
違和感を感じましたら、早めの交換がおすすめです。
エンジンルームの点検を行っていきます。
エアクリーナーの状態やホースなどに亀裂がないこと、
オイルや冷却水の漏れや、各油脂類の汚れや状態を確認します。
状態は、目視だけでなく測定器を使用し確認します。
エアクリーナーが汚れていましたので、交換をさせていただきました。
アストンマーティンの12気筒エンジンの場合、構造上吹き返しのオイルにより内部からもエアクリーナーが汚れてしまうことが多く、
汚れによる詰まりが重篤化すると吸入空気量が減ってしまいチェックエンジンランプが点灯してしまうことがあります。
この為、弊社では、点検や車検時など、定期的な交換をおすすめさせていただいております。
エンジンオイルとオイルフィルターを交換をさせていただきました。
必要部品は全てアストンマーティン純正部品にて交換をさせていただいております。
また、今回は一部に滲みがありましたので、ワコーズ社のパワーシールドと、
エンジン内部の洗浄効果のあるスーパーフォアビークルを添加させていただきました。
交換後はエンジンのメカノイズが減り、調子の良いエンジンフィールとなりました。
冷却水にはワコーズ社のクーラントブースターを添加させていただきました。
こちらの添加剤は経年により失われる防錆・防食・消泡性能を復活させる効果があり、
冷却水へ定期的に添加することで、冷却水の交換サイクルを伸ばすことができます。
弊社では、車検ごとの添加をおすすめさせていただきております。
ブレーキフルードが劣化していましたので、交換をさせていただきました。
交換後は専用の測定器にて吸水率を測定。
3%以上の吸水率だったのですが1%以下となりました。
ブレーキ廻りやホイールの裏などを清掃し復元。
車両をリフトから降ろします。
ダッシュボード上のレザーが剥がれてきてしまったということで、修理をさせていただきました。
弊社では内装の修理なども承っております。詳しくは弊社スタッフまでお問合せください。
ヘッドライトの向きなどを調整し、車検を更新。
メーター内に点検時期を知らせるサービスインターバルをリセットし、
バッテリーのコンディションを整えます。
再度整備箇所の最終チェックを行い整備完了となりました。
この度もご依頼いただき誠にありがとうございました。