マセラティ クアトロポルテ メンテナンス (車検整備・ブレーキ引きずり修理・エンジンオイル漏れ修理・ラックブーツ交換)
- 2021.03.17
- お知らせ
マセラティ クアトロポルテ メンテナンス (車検整備・ブレーキ引きずり修理・エンジンオイル漏れ修理・ラックブーツ交換)になります。
まずは各部機能チェックを実施。
灯火廻りやエアコンなど、普段お客様がお使いになる機能が正常に作動することを確認。
テスタにて故障コードの有無などを点検していきます。
こちらの車種は、ブレーキブースター内部のスプリングが劣化するとブレーキが引きずってしまうことがありますので、
ブレーキのプレッシャーセンサーの値をテスタにて読み取り。
すると、ブレーキペダルから足を離した状態でも、圧力がしばらくの間残ってしまっていましたので、
ブレーキブースターの異常と判断し、お客様へブレーキブースターの交換をご案内させていただきました。
こちらのお車の場合、ブレーキブースターを注文しますと、
マスターシリンダーもセットでの供給となっていましたので、同時に交換させていただきました。
ブレーキ関連の異常は安全に関わる重要な部分となりますので、
異常がある場合は、早めの修理をおすすめさせていただいております。
交換後はブレーキのエア抜きを実施。
圧力も正常になり、安心してお乗りいただける状態となりました。
下廻りを点検していると、エンジンからドライサンプタンクへつながるパイプにオイル漏れがありました。
漏れ箇所を確認すると別のホースと擦れ、経年により穴が開いてしまいオイルが漏れだしてしまっていましたので、
オイルパイプの交換をさせていただきました。
オイルパイプを交換する際は、オイルを抜き取る必要がありますので、同時にオイル交換もさせていただきました。
修理後は、オイル臭さもなくなり、快適にお乗りいただけるお車となりました。
ステアリングラックブーツが切れてしまっていましたので、ステアリングラックブーツを交換させていただきました。
ブーツの交換時には、スタビライザーのブッシュも劣化していましたので、同時に交換。
しっかりとした乗り心地を取り戻しました。
各整備箇所を清掃しながら復元し、車両をリフトから降ろします。
バッテリーの充電や添加剤の添加など、各部のコンディションを整え、お客様の元へお車をお返しさせていただきました。
この度もご依頼いただき誠にありがとうございました。