ASTON MARTIN Rapide チェックエンジンランプ 点灯 診断・修理
ASTON MARTIN Rapide チェックエンジンランプ 点灯 診断・修理になります。
お客様よりメーター内に”ハイキシステム ハヤイジキニ テンケンヒツヨウ”というメッセージが表示され、
チェックエンジンランプが点灯したとのことで修理のご依頼をいただきました。
実際に現車を拝見させていただくと、エンジンが常に振動してしまっており、
失火している状態となっていました。
早速、アストンマーティン純正テスタにて故障コードの読み取りを行うと、
O2センサーのエラーコードや失火を示すコードが入力していました。
詳しく調べる為に、ミスファイア(失火)のカウンターを表示すると、3番が常に失火してしまっていることがわかりましたが、
バラつきがあり、他の箇所も失火が確認できましたので、お客様へ状況を説明し、
全数である12か所のイグニッションコイルとスパークプラグの交換にて、作業を進めさせていただくこととなりました。
早速インテークや燃料のデリバリーパイプなどを取り外し、コイルとプラグを全数取り外します。
プラグの状態を確認すると、常に失火していた3番シリンダーのプラグは湿ってしまっており、
点火していない状態であったことが確認できました。
新品のスパークプラグとイグニッションコイルを組付け復元します。
また、O2センサーの不具合を示すコードも入力されており、出力値に特性ズレが発生しておりましたので、
O2センサーも全数交換をさせていただきました。
部品交換後はロードテストを実施。
エンジンの学習値を一度リセットし再学習を行わせていただき、お客様の元へお車をお返しさせていただきました。
この度はご依頼いただき誠にありがとうございました。