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ASTON MARTIN Virage 走行中異音 修理

ASTON MARTIN Virage 走行中異音 修理 になります。


お客様より「走行中にギシギシと音がする時がある。」とのことで、
診断と修理をさせていただきました。

走行中の異音とのことでしたので、お預かり後ロードテストを実施。
路面のギャップなど、足回りに動きがでるタイミングで、すぐに異音を確認できました。

早速工場に戻り、リフトアップにてリアの足回りの状態を確認していきます。
見た目では特にブッシュの切れなどは確認できなかった為、
疑似的に工具を使用して足回りを動かしてみると、
先ほどロードテストして出ていた音と同様の音が確認できました。

異音の発生個所を確認すると、
左リアのアッパーアームと右リアのロアアームより異音が発生していることがわかりました。

修理方法としては該当箇所のみの修理又は、左右のアッパーロアーアームすべての交換の2択ということになります。

今回は異音が出ているアームが左右で違う部位ということもあり、
交換しなかったアームからすぐに異音が出てしまう可能性があることも考慮し、
お客様と相談の後、リアのアッパーアーム・ロアアーム共に交換をさせていただくこととなりました。

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部品が本国より到着しましたので、アーム類を取り外していきます。
取り外したアームを確認しましたが、ブッシュの切れなどの大きな損傷はありませんでした。
しかし、新品とくらべると質感が明らかに硬い状態となっており、
経年劣化による異音ということが推測できる状態となっておりました。

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新品のアームを取り付けていきます。
写真は左側だけとなっておりますが、この後右側のアームを交換の後4輪アライメントを実施。
最終的には足回りを接地状態にし、既定のトルクで締め付けて取り付け完了となります。

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最後にロードテストを実施し、異音が改善されていることを確認。
アーム類の交換をしていますので、ハンドルセンター等違和感がないことを確認。
再度作業箇所を再確認し、馴染による緩み等がないことを確認し作業完了。
お客様のもとへお車をお返しさせていただきました。

この度も整備のご依頼をいただき、誠にありがとうございました。

台風接近に伴う臨時休業のお知らせ

日頃よりYONEMOTORSをご利用いただき、誠にありがとうございます。

誠に勝手ながら、台風7号接近に伴い、
8月16日(金)は”麻布ショールーム・池袋工場”共に休業とさせていただきます。

ご不便をお掛けいたしますが、何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。

夏季休業日のお知らせ

日頃よりYONEMOTORSをご利用いただき、誠にありがとうございます。

誠に勝手ながら、下記の期間を夏季休暇とさせていただきます。

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麻布ショールーム
2024年8月13日(月) ~ 2024年8月15日(木)

池袋工場
2024年8月10日(土) ~ 2024年8月15日(木)
—————————–

ご不便をお掛けいたしますが、何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。

フェラーリ ポルトフィーノ メンテナンス 車検整備

フェラーリ ポルトフィーノ メンテナンス 車検整備になります。


お客様より車検整備のご依頼をいただきました。
先ずは、各部機能チェックを実施。
車検時に使用する記録簿の内容に則った点検はもちろん重要ですが、
エアコンの効きやパワーウィンドウの動きなど、
普段お客様が使用する機能が正常に作動することの確認もさせていただいております。

また、フェラーリ対応のテスターにより各モジュールの状態を確認。
各モジュールの状態を点検していきます。

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エンジンルーム内の油脂類の点検をしていきます。
ブレーキフルードは吸湿率1%と問題のない状態でしたが、
これから2年後までを想定し、車検毎の交換をさせていただきました。

ブレーキフルードは吸湿すると性能が低下し、ブレーキの作動に直接影響してしまいます。
フェラーリやアストンマーティンなどのスーパーカーは、お車の保管状態が良いことが多く、
2年では今回の様にあまり劣化してないことが多いのですが、
弊社ではお客様の安全を第一に、2年(車検)毎の交換をおすすめさせていただいおります。

また、冷却水も状態は良好でしたが、良好な状態を維持する為、
今回もワコーズ社のクーラントブースターを添加させていただきました。

こちらの添加剤は、経年により失われてしまう冷却水の成分(性能)を補う添加剤となっており、
定期的に添加することで冷却水の交換サイクルを飛躍的に伸ばすことができる為、
交換するよりもコストを抑えることができ、さらに冷却水を排出する頻度が減る為環境にも優しいものになります。

添加剤について気になる点や不明な点等ありましたら、お気軽にお問合せください。

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続いてエアクリーナーの点検を実施。
走行距離が15000km弱だったので、そこまで汚れていないことを想定していたのですが、
外してみると汚れており、本来の性能が発揮できない状態となっていました。

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車両をリフトアップしタイヤを取り外します。
リフトアップ後は足回りのブッシュなどに異常がないことや、
各ボルト・ナット類に緩みがないことなどを確認していきます。

また、ブレーキパッドの残量やタイヤの状態や溝の深さを点検します。
今回は特に異常はありませんでしたので点検のみとなりました。

車検・点検というと、異常を発見することがメインのように思われることがあるのですが、
点検は本来異常がないことを確認し安心して乗っていただくことに意味がありますので、
実は何もないことの連続です。

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バッテリーの状態を点検します。
弊社では、ただ電圧を測定するのではなく、
意図的に負荷をかけた状態をつくりだし、バッテリーの内部容量などの状態を測定するテスターにて測定します。

バッテリーを測定すると要交換状態となっておりましたので、お客様へ交換をおすすめさせていただきました。

今回は消耗品以外の異常は特にありませんでしたので、
各種消耗品とおすすめの添加剤を含めたお見積りをお客様へご案内。
了承をいただきましたので、部品を注文しメンテナンス作業をすすめさせていただきました。

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部品が揃いましたので、実作業を進めていきます。
まずはオイル交換を実施。
オイルを抜き取りオイルとオイルフィルターの交換を実施します。

今回はエンジンより若干のオイル滲みがありましたので、
漏れ止め効果のあるワコーズ社のパワーシールドを添加させていただきました。

こちらオイル量3~6リットルに1本となる為、2~3本が適正量となるのですが、
今回滲みの状態も軽かった為、2本の添加でおすすめさせていただきました。

エンジンオイル交換後は滑らかなエンジンフィールとなり、
気持ちよく乗っていただける状態となりました。

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汚れていたエアクリーナーの交換を実施します。
新品と比べると汚れ具合が一目瞭然な状態でした。
ポルトフィーノは左右バンクにそれぞれエアクリーナーがあるお車となりますので、
それぞれを交換させていただきました。

エアクリーナーは汚れてしまうと、元々想定されている空気の量を吸うことができなくなります。
ある程度はエンジン側で補正をかけることで問題なく走行が可能なのですが、
それでも本来の効率は発揮することができず、パワー不足や燃費の悪化につながります。
最終的には正常な燃焼ができなくなり、故障となりエンジンチェックランプの点灯にも繋がりますので、
定期的なメンテナンスが必要です。

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内部容量の低下してしまったバッテリーを交換します。
今回はお客様と相談し純正バッテリーにて交換をさせていただきました。
バッテリーが弱ってしまうと、本来不具合でないモジュールに故障コードが誤入力することや、
エアバックランプが誤入力により点灯してしまい消灯しなくなるなど、
いろいろな制御に電気を使用している為、思いもよらない不具合が出てしまうことがありますので、
こちらも定期的なメンテナンスが必要となります。

弊社では車検や点検で入庫したお車は交換ではない場合でも、整備の際に充電をさせていただき、
コンディションを整えてお返しをさせていただいております。

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エアコンフィルターを交換させていただきました。
エアコンフィルターは走る・曲がる・止まるには直接影響せず、快適装備の部分にはなるのですが、
汚れてしまうと吹き出し口からでる風が弱くなり、
結果としてエアコンの効きが弱まってしまったり、エアコン作動時の悪臭の原因にもなります。

普段お客様が実際にエアコンフィルターの状態を見るということはほとんどないものにはなりますが、
汚れている場合は、汚れたフィルターを通った風を吸うということになりますので、
エアコンフィルターの状態はなるべくお見積りのご案内時にご説明させていただいております。

エアコンフィルターの取付位置や乗り方によっても汚れ度合は変わってきますが、
弊社では快適に乗っていただく為に、1年毎の交換をおすすめさせていただいております。

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ワイパーブレードの交換をさせていただきました。
今回は拭きムラがでてきており、向こう1年のことも想定し交換をさせていただきました。
交換後はムラなくクリアな視界が確保できる状態となりました。

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各整備箇所を再度確認し最終チェックを実施。
各添加剤も添加し、納車前に再度バッテリーの状態などコンディションを整えお客様のもとへお返しさせていただきました。

この度もご依頼いただき誠にありがとうございました。

ASTON MARTIN DB11 カメラ映らない 診断・修理

ASTON MARTIN DB11 カメラ映らない 診断・修理になります。


「お客様よりバッテリーが上がってしまってからカメラの映像が一部映らなくなってしまった。」
とのことで、修理のご依頼をいただきました。

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早速状態を確認すると、右側面以外の映像が何も表示されておらず、
使用できない状態となっておりました。

カメラの状態を確認する為、診断用テスターを使用し確認しましたが、
カメラモジュールに入力信号がなく、また、キャリブレーションモードにすら移行することができなかったことから、
3つ同時に壊れるというのは考えにくいものの、過去に左側面のカメラのみ、
映像が同症状となっているDB11を修理したことがありましたので、カメラ本体の不良と判断。

お客様と相談し、カメラ本体不良でないことも想定し、一度にすべてのカメラを交換するのではなく、
段階的にカメラ本体の交換をさせていただくこととなりました。

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左側面のカメラを交換します。
カメラ交換といっても、サイドミラーの内部に組み込まれてしまっているので、サイドミラーごとの交換となります。

交換後は、すぐに映像は復帰しましたので、前後のカメラも注文しました。

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前後のカメラが届きましたので、交換作業を再開。
フロントカメラはボンネットフードを開けるとすぐ見えているので交換は簡単なのですが、
リアカメラはトランクの内部に取り付けられている為、トランクカバーの取り外しが必要となります。
トランクカバーは大きなボディーパネルとなる為、細心の注意を払い脱着を行います。

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全てのカメラの交換が終わると、映像が復帰するのではなく、
キャリブレーションされていないというメッセージが出て、映像が一切表示されなくなってしまいました。

テスターにて車両をキャリブレーションモードに移行。
実際に道路を走らせ定められた手順に従いキャリブレーションを完了しました。

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全ての映像が出ている写真を撮り忘れてしまったのですが、映像は正常な状態となりました。

最後に脱着したパーツの取付状態などを再度確認し作業完了となりました。

この度も整備のご依頼誠にありがとうございました。

ASTON MARTIN V12 Vantage S AMR ヘッドライト不灯 修理 ヘッドライトバーナー LED化

ASTON MARTIN V12 Vantage S AMR ヘッドライト不灯 修理 ヘッドライトバーナー LED化になります。

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お客様より、ヘッドライト(ロービーム)をONにしても片側しか点灯せず、
メーター内に”ロービーム バルブ コショウ”というメッセージが出ているとのことで修理のご依頼をいただきました。

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取り付けられていたHIDバーナーを確認すると、
既に社外品が取り付けしてあり、確認するとバーナー本体の不具合と判明しましたので、
お客様へ状況をお伝えし、弊社おすすめのLEDバーナーへの交換をおすすめさせていただきました。

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バーナー交換後は配光の調整を行わせていただきました。
バルブやバーナーは交換すると必ず配光がずれてしまいますので、
弊社では交換とセットで必ず調整をさせていただいております。

バーナー交換後は、点灯した瞬間から真っ白で明るくなり、
安全にお乗りいただける状態となりました。

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最後に、整備箇所に異常がないか再度各部の確認と仕上げをさせていただき、
お客様のもとへお車をお返しさせていただきました。

この度も整備のご依頼をいただき、誠にありがとうございました。

ゴールデンウィーク休業日のお知らせ

日頃よりYONEMOTORSをご利用いただき、誠にありがとうございます。

誠に勝手ながら、下記の期間を麻布ショールーム・池袋工場ともに、

ゴールデンウィークの休業日とさせていただきます。

2024年5月3日(金) ~ 2024年5月6日(月)

ご不便をお掛けいたしますが、何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。

ポルシェ カイエン (958) ヘッドライト点灯不良 修理 ヘッドライトバーナー LED化

ポルシェ カイエン (958) ヘッドライト点灯不良 修理 ヘッドライトバーナー LED化になります。


お客様よりヘッドライトの点灯状態が悪く、点灯しない時があるとのことで、
修理のご依頼をいただきました。

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点灯状態を確認すると、点灯はしているものの、
右のヘッドライトの光の色がピンクがかった色味となってしまっていました。
この様な症状ですと、HIDバーナーの寿命となりますので、バーナー(バルブ)の交換が必要です。

今回はお客様と相談し、HIDのバーナーよりも価格はお安く提案ができ、
且つ明るさもHIDよりも明るいLEDバーナーへの交換をおすすめさせていただきました。

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958のカイエンはヘッドライトを取り外してのバーナー交換となります。
ヘッドライトは簡単に取り外しはできるのですが、周りに傷がつきやすい為注意が必要です。
ヘッドライトを取り外し、ヘッドライト単体にしてから裏蓋を開けるとバーナーが見えますので取り外します。

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取り外したバーナーです。
発光部は曇ってしまっており点灯不良の原因は使用による経年劣化ということがわかります。

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新品のLEDタイプのバーナーを取り付けます。
こちらは、元々HID(キセノン)のお車をLED化する部品となります。
弊社でもアストンマーティンのお客様などに取付させていただいており、
取付時にも純正のバーナーとほとんど同一形状にもかかわらず球切れ警告などの誤点灯もありません。
バーナーの形状もいくつかラインナップがありますので、
ヘッドライトバーナー又はバルブのLED化をご検討の際はお気軽にお問合せください。

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交換後は左右同色の明るいホワイト光となりました。
また、バーナー交換後はヘッドライトの向きの調整を必ず行います。
調整後は対向車には眩しくなく、運転者からは見やすい配光となりました。
もちろん車検にも適合しますので安心してお任せください。

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最後に入力していた故障コードのリセットや整備した箇所のチェックを行い作業完了となりました。
この度も整備のご依頼誠にありがとうございました。

ASTON MARTIN DB11 ブレーキ鳴き 修理 (前後鳴き止め施工・リアブレーキパッド交換・リアブレーキローター研磨)

ASTON MARTIN DB11 ブレーキ鳴き 修理 (前後鳴き止め施工・リアブレーキパッド交換・リアブレーキローター研磨)になります。


お客様よりブレーキ鳴きが気になるとのことで、確認と改善のご依頼をいただきました。
ロードテストを行うと冷間時からリアブレーキより鳴きの発生を確認。
フロントからはロードテストの際にはブレーキ鳴きの症状は出ませんでした。

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早速車両をリフトに入れ、ホイールを取り外しブレーキの状態を確認します。
フロントブレーキパッドの残量は交換時期とまではいかない状態。
リアブレーキパッドは残量が約3mmとアストンマーティンの純正ブレーキパッドでは交換をおすすめする残量となっておりました。

こちらのブログでは何度かアストンマーティンのブレーキパッドについて紹介しているのですが、
DB11も例外ではなく、残量が4.5mm~4.0mm以下になると、真鍮のピンが摺動面に出てきてしまい、
ブレーキローターに線傷をついてしまい傷めてしまいます。
そのままの状態でしばらく走ってしまうと、ローター研磨でも対応できずローター交換となってしまいますので、
純正パッドをお使いの場合は注意が必要です。

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上の写真は今回取り外した純正ブレーキパッドになります。
よく見ると摺動面に真鍮のピンの頭が確認できます。(写真の赤丸で示した部分)
この真鍮のピンがローターに押し当てられてローターを傷めてしまう原因となります。

今回はローターに致命的なダメージはありませんでしたが、摩耗が進んでおりましたので、
リアブレーキパッド交換の他にリアローターの研磨も併せておすすめさせていただきました。

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車両をブレーキパッド交換モードにし、
ブレーキキャリパーなどを取り外し、ローターまで取り外していきます。
ローター取り外し後はローター研磨を実施。
ローター研磨はディスク面の研磨だけでなく、取り付け部の簡易的な再塗装も行わせていただいておりますので、
研磨作業後は新品の様な綺麗な見た目となります。

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復元時には、ただ組み付けるだけではなく、
このタイミングにしかできないバックプレートやブレーキパッドを固定するためのハードウェアの
清掃や給油をしながら組み付けを行っていきます。

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今回は弊社オリジナルのブレーキパッドを使用。
純正と比較すると価格もお安く、ブレーキのタッチ等、違和感なく使用していただける仕様となっており、
また、純正よりも低ダストタイプとなっておりますので、
ホイールなどが汚れにくくおすすめのブレーキパッドとなっております。

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フロントブレーキについては、一度ブレーキパッドを取り外し、
ブレーキパッドに面取りや鳴き止めのケミカルを使用し施工。
各部清掃しながら組み付けさせていただきました。

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各部作業完了後は、組み付けのチェックを行い、ロードテストを実施。
ブレーキ鳴きが発生しないことや、ブレーキの効きやタッチに異常がないことも確認し作業完了となりました。

DB11はブレーキ鳴きのお問合せを多くいただきます。
正直同じことをしても個体差もある為、完全には鳴きやまない場合もあるのですが、
対策をすることで元々の状態よりも改善することはできますので、お悩みの際はお気軽にお問合せください。

この度はご依頼誠にありがとうございました。

ASTON MARTIN V8 Vantage N430 12ヵ月点検整備・チェックエンジンランプ 点灯 診断 修理・ブレーキ鳴き点検

ASTON MARTIN V8 Vantage N430 12ヵ月点検整備・チェックエンジンランプ 点灯 診断 修理・ブレーキ鳴き点検になります。

お客様より12ヵ月点検のご依頼と、チェックエンジンランプ点灯の修理、ブレーキ鳴き点検のご依頼をいただきました。

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まずはチェックランプを確認します。
イグニッションをONにするとメーター上に”ハイキシステム ハヤイジキニ テンケンヒツヨウ”のメッセージが表示され、
チェックエンジンランプも点灯している状態となっておりました。

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早速アストンマーティン純正テスターにて故障コードの読み出しを行います。
故障コードを読み出すと、O2センサーの不良を示すコードの入力がありましたので、
O2センサーの出力値波形を確認。

上流側のセンサーは波形の乱れはそこまでないものの、
センサーのレスポンスがやや低下しており、波形のピッチが広くなってしまっています。
また、下流側も少し不安定な波形となっていることが判明しましたので、
お客様へO2センサー全数の交換のお見積りをご案内し、交換させていただくこととなりました。

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O2センサーは在庫品にて交換作業をすすめていきます。
同じV8 Vantageでも年式によりレイアウトが変更となっており使われているO2センサーにも種類があります。
N430の場合はV8 Vantageの中でも最も交換スペースが狭い車両となっておりますので、
センサーに無理な力が掛からないよう、慎重に作業を進めます。

すべてのO2センサー交換後は、チェックランプは当然消灯し、
波形も整ったきれいな波形となりました。

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ブレーキ鳴きが気になるとのことで点検をさせていただきました。
ロードテストにてリアブレーキより鳴きを確認しましたので、
リアブレーキパッドの状態を確認させていただくと、摩耗が進んでおりました。
(純正パッドは摩材固定用のピンがローターにダメージを与えてしまう為、残量4mmで交換をおすすめしております。)

この状態で面取りなどの鳴き止め処理をすることも可能は可能なのですが、
すぐに交換時期となってしまう為、今回は弊社オリジナルブレーキパッドへの交換にて対応させていただきました。

交換時はただ交換するだけでなく、給油などはもちろん各部の清掃をしながら組み付けていきます。

交換後はブレーキ鳴き改善され安心して乗っていただける状態となりました。
弊社のオリジナルブレーキパッドは、純正よりも価格はお安く、
ブレーキのフィーリングも違和感のないものとなっておりますので、
大変おすすめの商品となっております。
オリジナルブレーキパッドについて不明な点等ありましたら、お気軽にお問合せください。

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今回は12ヵ月点検にてお預かりさせていただいておりますので、
各部の状態を点検していきます。
エンジンルームでは、エンジンオイルや冷却水、ブレーキフルードを目視だけでなく、
それぞれに対応した測定器を使用し状態を確認します。

バッテリーは、電圧だけでなく負荷がかかった状態での内部容量の測定などを行い、
状態を確認します。

今回は特に劣化や不具合はありませんでしたので、測定のみとなりましたが、
点検は不具合がないことをお客様へお伝えし安心して乗っていただくということも重要です。

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エアクリーナーも点検します。
この頃のアストンマーティンのエアクリーナーはエンジンルーム内ではなく、
ヘッドライトの下あたりのスペースについている為、
状態の確認にはリフトアップが必要となります。
弊社では点検や車検時には必ず確認をさせていただいておりますが、
場所が場所だけに長年確認されていないであろうお車が入庫されることも多いのが現状です。

今回は距離も少なく綺麗な状態でしたので、清掃のみで完了となりました。
※点検時のエアクリーナーの点検と清掃は点検料に含まれております。

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点検完了後には、再度整備箇所の確認をさせていただき、
バッテリーの充電等、各部コンディションを整え、お客様のもとへお車をお返しさせていただきました。

この度も整備のご依頼誠にありがとうございました。