ポルシェ 987 Boxster 警告灯点灯 診断・修理(エンジン整備)になります。

エンジンチェックランプ点灯とのことで、修理の御依頼。
ポルシェ純正テスタにて故障コードの読み出しを行うと、
O2センサーに関するコードの入力がありました。



ポルシェ純正テスタを使用しO2センサーの出力電圧を点検します。
掛け始めは問題なかったのですが、しばらくアイドリングが続くと、
右バンクの下流の波形が徐々に乱れていき、それにつられる様にして左バンクの下流の波形も乱れていきました。
また、波形が乱れるのと比例して排ガステスターのCO・HCの値も増加してしまっていましたので、
右バンクのO2センサーの出力値の不良が起因して正常な燃料噴射量の制御ができない状態と判断しました。


念の為、右バンクのみ弊社のテスト用O2センサーと入れ替えを行い再度波形を確認。
左右バンク共に波形に異常が出ないことを確認しましたので、
お客様に状況をご説明させていただきO2センサーの交換をご案内させていただきました。




O2センサー交換の承認をいただきましたので、交換作業に入ります。
こちらのO2センサーは、純正のハーネスを切断し、移植するタイプとなりますので、早速配線加工を行います。
その際、ハーネスのアウターケーブルも純正品を使用し、
取り付け時の取り廻しや見た目も純正と同じ状態になる様に加工します。




新しいO2センサーを取り付け、再度波形を確認。
新品ということもあり、左バンクと比較するとやや特性ズレはあるものの、波形の状態は良好となりました。

最後にロードテストを行い、波形の状態や故障コードの再入力がないことを確認。
修理完了となりました。
この度もご依頼いただき誠にありがとうございました。
ASTON MARTIN V8 Vantage Roadstar メンテナンスになります。

先ずは各部の機能チェックを実施します。
ロードスターですので、幌の動きなどはもちろん、ミラーやワイパーが正常に作動するかなど、
実際に動かしたり、アストンマーティン専用テスタを使用し、ひとつひとつ確認をしていきます。



エンジンオイルの交換です。
アストンマーティンのオーナー様は、稀に毎日通勤で使われる方もいらっしゃいますが、
週末のみ乗る方だったりと、距離が伸びにくい乗り方をされることが多い印象です。
ただ走行距離が延びる可能性があるならばオイル管理はとても重要です。



ミッションオイルの交換です。
V8 Vantageは、ミッションが後ろに搭載される、トランスアクスルタイプとなっています。
ミッションオイル交換時には、フィルターを清掃し、
Oリングやガスケットはアストンマーティン純正品にて交換します。


続いてASMフルードの交換を行いました。
ASMのV8 Vantageは、クラッチ操作やギヤチェンジをASMフルードを使い油圧で行っています。
こちらが劣化してくると、走行フィールに影響を及ぼしますので、定期的な交換が必要となります。
ASMフルードの交換とエア抜きには、アストンマーティン専用テスタを使用し行います。



フロントブレーキパッドが摩耗しておりましたので、ブレーキパッドの交換です。
V8 Vantageのブレーキパッドは摩耗が進みますと、ブレーキパッドの残量警告が点灯し、
パッドセンサーの交換も必要となります。
また、パッドの磨剤を固定しているピンがローターに接触し、ローターを傷めてしまい、
ローターも同時に交換が必要になる場合もありますので、
弊社ではなるべく交換部品が増える前の状態でのブレーキパッドの交換をおすすめしております。


その他、ブレーキフルードの交換や、各部の締め付け状態などを確認。
サービスインターバルをリセットし点検作業完了となります。
- 2020.03.11
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本日のブログは最近お問い合わせの多い、お車の回送サービスに関するお知らせです。

弊社では、販売した車両の納車や、整備でご入庫のお客様のお車の、
自社積載車による回送サービスを行っております。

故障により自走が困難な場合など、お客様がご加入いただいている、
自動車保険のロードサービスにも対応しております。
出先などでのトラブルの際も、直接弊社スタッフがお客様の元へお伺いさせていただきますので、
安心してお任せいただければと思います。

遠方へのお引き取りなど、回送サービスに関する詳細のお問い合わせは、弊社までご連絡ください。
メルセデスベンツ GL63 AMG メンテナンス(ブレーキ整備)になります。


ブレーキの警告灯が点灯したということでご入庫。
確認すると、ブレーキパッドとローターが摩耗していましたので、
前後のブレーキパッドとローター、パッドセンサーを交換させていただきました。



車両からキャリパーを取り外し、ブレーキローターを外し清掃します。
取り外す前のブレーキローターは摺動面の波うちも多く、耳も出てしまい交換時期となっておりました。


今回は、お客様と相談し、車重もあり非常にパワフルなお車でしたので、
その様なお車に最適な、効き重視のブレーキパッドをおすすめさせていただきました。
弊社では、純正はもちろん、各種社外ブランドの取り扱いもございます。
今回の様に効き重視のものから、ブレーキダストを抑えたいなど、お客様のニーズに合わせたパーツ選びをさせていただきますので、
パーツ選びをお考えの際は、お気軽にご相談ください。


各部グリスアップしながら新品部品を組付け。
組付け後はロードテストを実施。
ブレーキを馴染ませ、制動に異常がに異常がないことを確認します。

最後に、締め付けなどの最終チェックを行い。
作業完了となりました。
制動性能も向上し、安心してお乗りいただけるお車となりました。
この度もご依頼いただき、誠にありがとうございました。
ASTON MARTIN V8 VANTAGE GT メンテナンス(エンジン整備・テールランプ浸水 修理)になります。

日本では大変珍しいV8 Vantage GTが修理にて入庫いたしました。
こちらのお車は、AMGになる前のV8 Vantageの最終モデルである、N430のアメリカ仕様であり、
お客様がアメリカにお住まいの時に購入し、一緒に日本へ来たという、とても愛着を感じる一台です。
今回は、エンジンチェックランプの点灯と、テールランプ内への浸水とのことで、修理をご依頼いただきました。



チェックエンジンランプの診断です。
まずはアストンマーティン専用テスタにて故障コードの読み取りを行います。
エンジンコンピューターにO2センサーの異常を示すコードの入力がありましたので、
O2センサーの波形を確認し、左バンク上流のO2センサーの故障を確認。
O2センサーの交換をさせていただきました。


テールランプが浸水しているとのことで、修理をさせていただきました。
アストンマーティンのこのタイプのテールランプは、雨漏りするものがあるものの、
内部のLEDなどが損傷していなければ修理が可能ですので、今回も修理にて対応させていただきました。




中に入ってしまった水を抜き、内部を乾かしていきます。
また、この時点で漏れ箇所を特定しシーリングする箇所を確認します。


漏れ箇所のシーリングを行い、テールレンズを復元します。
復元後は点灯状態に異常がないことなど確認します。

最後に、ロードテストを行い、再度アストンマーティン専用テスタにて
異常なコードの再入力がないことを確認。
テールレンズの浸水は、シャワーテストを行い、レンズ内部に水の浸水がないことを確認し、
お客様のもとへお車をお返しさせていただきました。
この度も御依頼いただき誠にありがとうございました。
アウディ A3 メンテナンス (灯火類整備・タイヤ交換)になります。

右ヘッドライト内のスモールランプが点灯しないということと、タイヤが劣化しているとのご用命をいただきご入庫。
早速ヘッドライトの診断を行うとヘッドライト内部の不良によりスモールランプが点灯しなくなっていましたので、
ヘッドライトAssyを交換を行います。



ヘッドライト交換はバンパーを取り外し行います。
交換後は各灯火の機能チェックを行い、ヘッドライトテスターにて向きを調整します。





タイヤの交換をさせていただきました。
交換したタイヤは、摩耗度合いはそこまでではないものの、
ショルダーの片減りと劣化によりヒビ割れも多く交換時期となっておりました。
タイヤ交換の際にはホイールの清掃やエアバルブの交換も行います。



タイヤ交換後はホイールバランサーにてバランス調整を行います。
ホイールバランスを調整することで、回転するタイヤの中心に重心を調整し、
タイヤが高回転で回転した時のブレなどを抑えることができます。
タイヤ交換時の調整は必須ですが、タイヤが摩耗してくることでバランスも変化してきてしまいますので、
高速走行時のハンドルのブレなどは、ホイールバランスの再調整で改善することもありますので、
お気軽にご相談ください。

最後にロードテストを行い異常がないことを確認し、お客様のもとへお車をお返しさせていただきました。
この度も、ご依頼いただき誠にありがとうございました。
ASTONMARTIN V8 VANTAGE メンテナンス(12ヵ月点検・エンジン整備・ブレーキ整備・異音修理)になります。

先ずは各部機能チェックを実施。
灯火類などの基本的な機能から、幌の作動など車種特有のチェックを行い、
アストンマーティン専用テスタにて、各モジュールに異常なコードの入力がないかを確認します。
また、ロードテストを行い走行状態の確認も行います。
今回はロードテストにてブレーキの引きずりがあり、整備をさせていただきましたので、その様子もご紹介させていただきます。





エンジンルーム内の点検を行います。
油脂類の量や状態や漏れなどの異常がないかを確認します。


車両をリフトアップし、下廻りの点検を行います。
タイヤやブレーキパッドの状態や残量を確認。
下廻りに緩みがないことを確認し、ブッシュの状態なども点検していきます。







ロードテスト時にブレーキの引きずりがありましたので、
ブレーキキャリパーのオーバーホールを行わせていただきました。
ブレーキキャリパーには多くのゴム部品が使われており、年数が経過すると硬化してしまい、
本来の性能を発揮できなくなってしまいますので、定期的なメンテナンスをおすすめしております。
キャリパー脱着時にはブレーキホースを取り外す必要があるのですが、
旋回時などに回転部などに干渉しないよう、取り付けの角度がシビアに決められております。
弊社では、アストンマーティン専用工具の使用により、
マニュアルに定められた手順での確実な取り付けを行っておりますので、安心してお任せください。


お預かり時のご用命にて
“旋回時に異音がする”
とのことでしたので、診断をさせていただきました。
調べてみると、サイドブレーキキャリパーのボルトの歪みが原因でサイドブレーキパッドが引きずっており、
異音が出てしまっていましたので、サイドブレーキキャリパーの固定ボルトを交換させていただきました。






エンジンオイル・オイルフィルターの交換をさせていただきました。
V8 Vantageはドライサンプ式になりますので、各所からオイルを抜き取ります。
この際、ストレーナーなどを清掃し、サンプワッシャーやOリングなどはアストンマーティン純正品へ交換します。



最後にワイパーリフィールの交換やバッテリーのコンディションなどを整え、最終チェックを実施。
異常がないことを確認しお客様のもとへお車をお返しさせていただきました。
この度は御依頼いただき誠にありがとうございました。
ポルシェ マカン ターボ メンテナンス(エンジン整備・ドライブトレイン整備)になります。

“エンジンよりオイル漏れ”
“旋回時パワーステアリングより異音”
とのご用命をいただきましたので、診断、修理をさせていただきました。
まず、オイル漏れの箇所を確認していきます。
アンダーカバーを取り外すとオイルパン周辺は漏れたオイルで汚れ、補器類の隙間などを縫って垂れており、
追っていくと、右バンクのカムカバーとフロントカバーの合わせ部より漏れていました。





お客様と相談をし、今回は部品交換は行わず、漏れ箇所に直接塗布するタイプの漏れ止め剤を塗布。
更にエンジンオイルに混ぜて劣化したシール類の弾力を元の状態に戻す効果のある添加剤を添加し、
様子をみることとなりました。
この際添加剤のみを入れることはできませんので、古いエンジンオイルを抜き取り、
新しいエンジンオイルに添加剤を添加し、よく馴染ませた後、エンジンへ入れていきます。




旋回時にパワーステアリングより異音とのことで、ロードテストを実施。
最初は異音の確認はできなかったものの、しばらく走っていると、旋回時に”コー”という音がなりはじめました。
徐々に異音は大きくなり、油圧式のパワーステアリングのポンプからの異音と類似した音にも聞こえます。
しかし、こちらの車両は電動式のパワーステアリングということと、音が大きくなるにつれて車両の後方より
音が聞こえてきましたので、デフオイルの劣化による異音と判断。
デフオイルを交換させていただき、異音は改善されました。
デフやミッションオイルなど、エンジンオイルと比較するとガソリンが混ざってしまうなど、
劣化する要素が少なく、中々交換するイメージのない油脂ですが、
オイルは酸化などで、徐々に性能が低下していきますので、
弊社では定期的な交換をおすすめしています。


最後に各部の清掃を行い、再度漏れ、異音がないことを確認。
各灯火など最終チェックを行いお客様のもとへお車をお返しさせていただきました。
この度もご依頼いただき誠にありがとうございました。
ASTON MARTIN VANQUISH メンテナンス(12ヵ月点検、エンジン整備、ドライブトレイン整備、電装品取り外し)になります。

先ずは各部機能チェックを実施。
各灯火廻りのチェックからエアコンなどの快適装備の機能チェックなど行い、
アストンマーティン専用テスタにて各モジュールのコードの読み込み実施し異常がないことを確認していきます。




機能チェックをしている際に、タイヤプレッシャーモニターの警告灯の点灯を確認。
調べてみるとホイールについているタイヤプレッシャーセンサーが故障していました。
VANQUISHは日本ではオプションにてこちらのシステムが導入されているのですが、
今回ご入庫いただいたお車は北米市場向けの日本では珍しい車体であり、
北米では標準で装備されています。
お客様に相談したところ、こちらのシステムは不要とのことでしたので、
タイヤプレッシャー関連部品の取り外しをさせていただきました。
また、ただ取り外すだけでは警告灯が点灯してしまうので、警告灯のキャンセルも行わせていただきました。







エンジンルーム内の点検をしていきます。
各油脂類の量や状態、クリーナーなどの清掃を行い、交換が必要な場合はお客様へお伝えします。




ASMフルードが経年により汚れていましたので、交換とエア抜き作業をさせていただきました。
ASMフルードの交換にはアストンマーティン専用テスタを使用し確実に行います。
交換後はシフトフィールがよくなり気持ち良く乗っていただけるお車となりました。




エンジンオイル、オイルフィルター、ブレーキフルードの交換をさせていただきました。
オイルフィルターやドレンボルトなどの消耗部品はアストンマーティン純正品を使用しておりますので、
品質も高く、安心していただけるものとなっております。


タイヤの製造年が2009年と古かった為、山はありましたが交換をさせていただきました。
タイヤは古くなると、ヒビ割れや硬化を起こしグリップ不足や最悪バーストなどを起こす危険があります。
また、硬化してしまうと、ロードノイズも大きくなり、耳障りなドライブとなってしまいますので、
点検や車検時などには、残量だけでなく、製造年も確認し、必要であれば提案をさせていただいております。





各部を清掃し復元していきます。
カラードのキャリパーやホイールの裏側など、普段お客様では中々掃除できない部分も清掃させていただきます。

最後に各部の最終チェックを行い、内装関連部品も取り外していますので、
異音などないかなどもチェックしていきます。
今回はワイパーなど細かい部分も各所リフレッシュをさせていただきましたので、
快適な乗り味のお車となりました。
この度はご依頼いただき誠にありがとうございました。
Jaguar XJ sovereign X308 メンテナンス (異音修理)になります。

エンジン掛け始めにのみ異音がするとのご依頼にてご入庫。
一日置いて、エンジンを始動すると”ガタン・ガタン・ガタン”
と、一定のリズムでの異音を確認。
ベルト廻りを観察していると、ベルトテンショナーより異音が出ておりました。
その他のベルト廻りも点検をすると、クランクプーリーのダンパーなども劣化していましたので、
関連する消耗部品も同時に交換をご提案させていただきました。

まずは音の原因であるベルトテンショナー本体の交換です。
テンショナー内部が損傷しテンションをきちんと保持できない状態になっていました。
また、アイドラプーリーとベルトも予防として交換をさせていただきました。



クランクプーリーのダンパーも劣化によりヒビがありましたので、交換をさせていただきました。
こちらのジャガーのクランクプーリーはキーなどなく、
割りのあるテーパー形状の圧入によりクランクシャフトに取り付けられている為、
取り付けボルトは大きなトルクで締め付けられています。
こちらもきちんと決められたトルクにて締め付けていきます。


清掃をしながら取り外した部品の復元をします。

最後にエンジンを始動し、異音が出ないことを確認。
各部の締め付けなど、最終チェックを行い異常がないことを確認し、
お客様の元へお車をお返しさせていただきました。
今回は、異常のある箇所以外にも、予防を含めた関連箇所の整備をさせていただきました。
関連した項目となりますと、その都度別々に整備するよりも工賃などもお安くご案内させていただけます。
お車を診させていただく際は大切なお車を長く安心して乗っていただけるような提案を心がけておりますので、
安心してお任せいただければと思います。
この度もご依頼いただき誠にありがとうございました。